今日の給食 (8.5 とら豆)
今日の献立は「肉じゃが、とら豆の煮もの、アーモンドフィッシュ、ごはん、牛乳」でした。
「とら豆」は、インゲンマメの一種で、白地を基本としながら、へその周囲に濃い黄褐色と淡い黄褐色の斑紋が入っているのが特徴です。模様の入り具合が虎に似ていることから「とら豆」と呼ばれています。主な産地は、北海道の胆振(いぶり)地方や北見地方です。 とら豆はやわらかくて煮えやすいのが特徴です。粘りがあっておいしく、主産地の北海道では煮豆と言えばこの豆を指し、「煮豆の王様」と呼ばれるほど、煮豆に適しています。 また、豆類には食物繊維が豊富にふくまれていて、腸内環境を整え、生活習慣病の予防に効果があります。 給食室では朝から熱湯につけた後、1時間以上かけてふっくらと煮ていただきました。今までの煮豆よりおいしかったのでしょうか、残食はとても少なく、調理員さんも大喜びされていました。 今日の給食 (8.4 紅ざけそぼろ)
今日の献立は「ごはん、牛乳、鶏肉とじゃがいもの煮もの、紅ざけそぼろ、まっ茶大豆」でした。
「紅ざけそぼろ」は、ロシア産の紅鮭(フレーク)をいため、料理酒、みりん、うすくちしょうゆで味付けし、いりごまとあおのりを合わせて風味よく仕上げています。色も香りもよく、ごはんが食べやすくなる、生徒にも好評な一品です。 紅ざけのきれいな色は、えび・かにや鯛などに含まれるアスタキサンチン(抗酸化作用がある色素)によるものです。さけはこれらのプランクトンを食べるために身がきれいなピンク色になっています。 「そぼろ」とは、ひき肉や魚・卵などを、そのままあるいは調味料を加えパラパラに炒ったものを言います。具材を細かくほぐしたものを「おぼろ」と呼び、それより粒が粗いものを「粗おぼろ」→「そぼろ」となったとされています。 給食では、ごはんにふりかけるものも給食室で作っています。「紅ざけそぼろ」のほかに「ツナ大豆そぼろ」「牛ひじきそぼろ」などがあります。 今日は、ごはんの残食がいつもより少なめでした。これだけでもごはんをおいしく食べることができたのですね。 しっかりと食べて、暑さ・感染症に負けない力をつけておきましょう。 今日の給食 (8.3 クラフティ)
今日の献立は「黒糖パン、牛乳、ケチャップ煮、さんどまめとコーンのソテー、りんごのクラフティ」でした。
クラフティは、フランス中南部のリムーザン地方の伝統菓子です。本来はタルト型にタルト生地を敷いて果物を並べ、鶏卵、牛乳、生クリーム、砂糖、小麦粉を混ぜたカスタード生地を流し込んで焼きます。 給食ではタルト生地の代わりにコーンフレークをバットに敷き、缶詰のりんごとカスタード生地を入れ、スチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにしました。給食後は「おいしくて幸せな気分になれた」という感想も聞かれました。 お菓子作りで大変な「泡立て」や「こねる」「ねかせる」といった作業は一切なし!家庭でも簡単に作ることができますので、この夏休みに作ってみませんか。 <参考レシピ:2人分> 1.果物缶詰のシロップをしっかりと切り、食べやすい大きさに切る。(200g程度) 2.小麦粉50g、鶏卵2個、生クリーム80g、砂糖20gを合わせてカスタード生地を作る。 3.果物と生地を合わせ、コーンフレークを敷いた耐熱容器(グラタン皿など)に入れて、180度に熱したオーブンで、15〜20分間程度焼く。(機種により異なるので、様子をみながら) *使う果物は、みかん、桃、パインアップルなどの缶詰の他、バナナや栗の甘露煮でもOK!いろいろとアレンジして、オリジナルのクラフティを作ってみましょう。 |