学校内の気温本来なら、もう夏休み真っただ中。 保護者の皆様におかれましては、子どもたちが過ごしている教室の環境がご心配のことと思います。 みなさんご存じのように、新型コロナウイルス感染防止のため、教室の窓や扉を開放し、換気に努めています。 ということは、エアコンの効きも当然悪くなります。 暑さがピークを迎える14時ごろ、校内の気温を測定しました。 ************************** 写真の1枚目は、大阪市の現在の気温。 34度を記録しています。 人気のない運動場は、じりじりと日差しが照り付けています。 写真の2枚目は、2階校長室前廊下。 校長室・職員室等の窓を開放していますが、 部屋から漏れるエアコンの影響もあるのか、 例年よりやや涼しく感じられます。 気温は29度。 最後に4階の教室です。 扉・窓を開け、エアコンを効かせた状態で、約27度となっています。 ************************** 各教室を巡回していると、教室では子どもたちがとても集中して学習しています。 6年生のある教室からは、子どもたちの元気な笑い声が・・・。 のぞいてみると家庭科の朝食の学習中でした。 担任が自身の家庭事情を子どもたちに暴露しつつ、子どもたちに「みんなはどんな朝食を食べるかな?」と聞き、活発な意見交流がなされていました。 ご家庭からお子さんを送り出すと、この暑さの中、どのように過ごしているのかご心配だと思いますが、子どもたちはとても元気に過ごしています。 1学期最後の1週間となりました。 暑さ、新型コロナウイルス感染に留意し、安全に過ごす意識を高めていきたいと考えています。 最後に、職員室前の掲示をご紹介。 マスクを取った時に人との間隔として2mを開けることを意識しなければなりません。 2mがどれぐらいの間隔かを知るための掲示です。 暑さ厳しい中、マスクを取って休みたい時があると思います。 そのときの間隔2m、ご家庭でも子どもたちに意識させるようにお願いします。 給食について豆知識【黒糖パン】・【牛乳】・【コーンクリームシチュー】 【きゅうりのバジル風味サラダ】・【みかん(かんづめ)】 です。 学校給食では、ルーをいちから作ることがあります。 今日のシチューのほか、カレーライスのときにも、 ルーを手作りで作っていることがあります。 今日のクリームシチューは、小麦粉を炒め、 バター・牛乳・塩コショウで味付けをしています。 シンプルな材料ですが、具材の豊富さからでしょうか、 とてもおいしく仕上がっています。 調理室は、大釜で調理をするのですが、 本校1000人以上、分校も約600人分もの量をつくるので、 調理室内はここ数日の暑さと相まってなかなか過酷な環境です。 それでも、子どもたちに提供する食材を、調理前に1つ1つ丁寧に検品し、 安全に給食が提供されるよう、細心の注意が払われています。 調理場内は、検体を提出して検査した者以外は立入禁止。 限られた職員しか立ち入ることはできず、 手洗いの際も逆性石鹸の使用、手を拭いたペーパータオルの使い捨て等、 厳密な衛生管理が行われています。 落とし物について家の鍵など、【貴重品については、職員室内で預かっています。】 お子さんが落とし物をした時、落とし物入れの確認をお願いしたいのですが、貴重品の場合は職員室まで確認に来るよう、お子さんへのお声がけをお願いします。 また、地域で落とし物をした時、マンション等の管理事務所や交番に届けられることがあります。 いずれの場合も、【記名があると手元に返ってきやすいので、学年があがっても持ち物には記名をするようにお願いします。】 感染拡大防止のために
新型コロナウイルス感染防止のために、子どもたちは「新しい生活習慣」を守って過ごしています。夏休みまであと1週間ですが、子どもたちが気をつけるべき行動について、全校朝会で再確認をしました。
**************************** ◆【気をつけるべきは、手洗い・マスク・換気】 感染防止のために気を付けなければならないのは、【手洗い】、【マスク着用】、【換気】です。特に子どもたちが気を付けるべきなのは、【手洗い】と【マスク着用】です。 手洗いは、後述のように【6つのタイミング】が示されています。 マスク着用は、暑さが厳しくなるとともに、 着用し続けることが難しくなってきていますが、マスクを外したときは2mの間隔を開けるとなっています。 この暑さの中、大人でも着用し続けることは難しい状況になってきていますが、子どもたちの感染防止、感染拡大防止という観点から、できるだけのマスク着用、そしてマスクを外して休みたいときは人との間隔を広く設けるよう、ご家庭でもお声がけをお願いします。 ◆【手洗い 6つのポイント】 手洗いの6つのポイントとして、 「外から教室に入るとき」 「咳やくしゃみ、鼻をかんだとき」 「給食の前後」 「そうじの後」 「トイレの後」 「共有のものを触った時」 に手洗いをすることが示されています。 【手洗いなし】と比較して、 流水の15秒すすぎでウイルスは約1/100に、 ハンドソープで10秒もみ洗い後流水で15秒すすぎで1/1万に、 さらに流水15秒すすぎを追加で1/100万になると言われています。 それぐらい、流水での手洗いは重要であるそうです。 **************************** 様々な場面で、子どもたちにどのように行動するか、 具体的に声かけが必要です。 ご家庭におかれても、トイレの後、食事の前後など、 「しっかり手洗いした?」と声をかけるなど、 子どもたちの意識を高めるためにご協力をいただきますようお願いします。 教室・廊下の掲示板から図画、新聞など、学習の成果物を展示します。 どの作品も子どもたちのがんばりや工夫が見られます。人に作品を見てもらうことは励みになりますし、人の作品から学ぶこともあります。 今は学級懇談会のために掲示した作品が並んでいますが、学級懇談会を中止にせざるを得なかったことは残念でなりません。 お子さんが作品を持ち帰った時は、ぜひ子どもたちに作品の解説を聞いてみてください。工夫したところ、うまくいったところ、うまくいかなかったところ、こうすれば良かったと後から感じたところ。 きっと、いろいろな感想を聞くことができると思います。 技術の向上も大切ですが、作品を作るだけでなく、 作品を通しての思いや気持ちを言葉にすることも大切な学習です。 図画に関しては、技術もさることながら、 子どもたちが自分の中に世界観をもって表現しようとしているかも大切です。 豊かな世界観を持っている児童は、年齢が低い間は技能を伴わないために絵が苦手であっても、のちに大化けすることが少なくないと感じています。 学習というとついつい国・社・算・理・外国語に目が向きがちですが、 芸能教科は子どもの内面の豊かさを引き出す貴重な場。 1人ひとりの作品を通して、その子の「よさ」に気づかせてあげたいです。 |