本日の献立/6月29日(月)・キャベツのカレーソテー ・豆乳スープ ・コッペパン、アプリコットジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 817kcal、たんぱく質 30.9g、脂質 27.7g ☆キャベツ☆ キャベツは、ヨーロッパの地中海や大西洋沿岸が原産とされ、古代ギリシャ・ローマ人も食用としていた最古の野菜の一つで、世界で最もポピュラーな葉菜となっています。 栄養的にすぐれた野菜で、特に外葉にはビタミンCやカロテン、芯にはビタミンCが多く含まれています。また、野菜の中ではたんぱく質が比較的多く、ビタミンK、カルシウムなどの栄養素も含まれています。中でもビタミンUはキャベツから発見されたことから別名キャベジンと呼ばれ、胃腸の粘膜を正常に整える働きがあり、胃腸薬にも含まれています。ただしビタミンUは熱に弱いため、生で食べる方が効率的に摂取することができます。 今日の給食ではカレー風味のいためものにしています。 本日の献立/6月26日(金)・キャベツのゆずドレッシング ・さくらんぼ ・牛乳 栄養価 エネルギー 874kcal、たんぱく質 27.1g、脂質 24.8g ☆さくらんぼ(桜坊)☆ サクランボは桜の果実の総称で、食用となるのは、桜桃(おうとう)と呼ばれる実桜(みざくら)類の果実です。トルコおよびコーカサス地方が原産と考えられています。食用の歴史は古く、プリニウス(23〜79年ごろ)の著書「博物誌(77年)」によると、ルキウス・リキニウス・ルクッルスが第三次ミトリダテス戦争(紀元前75〜65年)において、黒海南岸のケラソスに滞在した際にサクランボの木を発見し、ローマへ持ち帰ったとされています。その後、ヨーロッパ各地に伝わり、16世紀以降になって本格的な栽培が始まったようです。日本へは、1872〜73(明治5〜6)年に導入され、雨により実が割れやすいことから、収穫期に雨の少ない東北地方や北海道を中心に栽培されるようになりました。国内生産のおよそ80%は生食用で、そのほかは缶詰などの加工用となっています。生食用の出荷が5〜7月にほぼ限定されることから、初夏を告げる代表的な果物となっており、給食では年一回、6月に使用するようにしています。 通常は実のならないソメイヨシノにもまれに実がつくことがありますが、これは他の桜の花粉を受粉するなどして実ができるようです。しかし、味は悪く果物として食べられるような味ではありません。 本日の献立/6月25日(木)・三度豆とコーンのサラダ ・てぼ豆のスープ ・ライ麦パン、牛乳 栄養価 エネルギー 764kcal、たんぱく質 36.3g、脂質 23.9g ☆てぼ豆(手亡豆/てぼうまめ) てぼ豆は白い色をしたインゲン豆で、大福豆などとともに「白いんげん」といわれることもあります。明治時代に北海道の十勝地方で栽培が始まり、当時の品種が半蔓性(はんつるせい)であったため、蔓性(つるせい)のインゲン豆で必要な手竹といわれる支柱が必要ないということから「手亡(てぼう)」の名がついたそうです。 白いんげんの仲間は、日本では大部分が白あんの原料となり、料理では甘煮などが主な利用方法ですが、西洋料理などでは、日常的にいろいろな料理に使用されているようです。 今日の給食では、スープの具として使用しています。 本日の献立/6月24日(水)・チンゲン菜ともやしの甘酢あえ ・アーモンドフィッシュ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質 27.2g、脂質 16.5g ☆はるさめ(春雨)☆ はるさめは、でんぷんでつくられる麺類の一種で、熱湯で軽くゆでて食べるものです。 中国では、6世紀ごろから緑豆のでんぷんを原料としてつくられていた記録があり、その後も利用されています。 日本へは、鎌倉時代に伝わり、葛(くず)や片栗(かたくり)のでんぷんでつくったものが、「水繊(すいせん)」という名で食べられていたようです。その後、昭和10年代になり、ジャガイモとサツマイモなどのでんぷんを混合して原料としたものが開発され、第二次世界大戦後に春雨(はるさめ)の名で一般化しました。日本ではこのハルサメが主流となっており、サラダなどのあえものや、炒めもの、煮ものなどにも使用されています。今日の「マーボーはるさめ」もじゃがいもとさつまいもを原料としたはるさめを使用しています。 1年生部活動体験その8
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