2学期始業式
いつもより短い夏休みがおわり、今日から2学期がスタートしました。とても暑い日が続いた夏休みでしたが、みなさん、元気にしていましたか? 大きなけがや事故もなく2学期をみんなで迎えることができて、とても嬉しいです。
2学期は、いちばん長い学期です。12月25日まであります。とても長い道のりです。長い2学期をすばらしいものにするためには目標が大事だと思っています。 1年生のみなさん、みなさんはどんな1年生になりたいですか? 2年生のみなさん、みなさんはどんな2年生になりたいですか? 3年生のみなさん、みなさんはどんな3年生になりたいですか? 4年生のみなさん、みなさんはどんな4年生になりたいですか? 5年生のみなさん、みなさんはどんな5年生になりたいですか? 6年生のみなさん、卒業まであと7か月です。 みなさんはどんな6年生になりたいですか? 一人一人が目標を決めて、それに向かってチャレンジしてほしいと思っています。目標に向かって一直線!と行きたいところですが、マラソンをするときと同じように、スタートからいきなり全力で走るのではなく、まずは徐々に体と心を慣らしていって欲しいと考えています。自分の体力や気持ちに合わせて無理をせず、できるだけ早く自分のペースをつかんで下さい。「ウサギとカメ」の話を知っていますか。あのお話のカメと一緒で「スピードではなくこつこつと続けてゴールを目指して頑張ってほしいと思っています。 今日スタートを切った2学期の最終目標は、一人一人が自分のペースで最後まで走りぬき、全員無事にゴールすることです。それを担任の先生やその他の先生たちは、全力でみなさんのサポートをしていきます。 それともう一つ。学校は一人で生活をする場所ではありません。大勢の友だちと一緒に、気持ちよく過ごすためには、お互いに相手を思いやる心が必要です。そのためには、気持ちを伝え合う「言葉」を大切にしてください。みなさんも先生もマスクをしていて、どんな顔をしているのかわかりづらいので、余計に言葉が大切になります。「おはようございます」「さようなら」の挨拶、「はい」という返事、「ありがとう」「ごめんね」「どうぞ」など、どれも何気なく使っている言葉ですが、耳に優しい素敵な言葉だと思います。2学期も長吉南小学校を、正しい言葉使いと優しい言葉が行きかう居心地の良い場所にしていきたいと思います。 1学期と同じ様に、新型コロナウイルス感染症対策をとりながらの学校生活になります。運動会や遠足、修学旅行もいつも通りにはできません。「我慢」「協力」「譲り合う」「助け合う」、2学期は1学期以上に大事になってきます。みなさんの力を合わせて、我慢しなければならないことは我慢し、楽しいことは大いに楽しむ2学期にしていきましょう。 始業式に放送で子どもたちに伝えた言葉です。 立って聞く、聞きながらメモをする、集中して耳で聞く…、いろいろな方法で子どもたち聞いてくれていたようです。気持ちが少しでも伝わっていたらうれしいなぁ。 保護者のみなさん、地域のみなさん、2学期もよろしくお願いいたします。 夏休み17日目
今日が夏休み17日目。
そうです、夏休みさいごの1日です。 みじかかったけれども、楽しかった夏休み。 きっと、いろいろな思い出ができたことでしょう。 でも、今日でおしまい。 明日から学校がはじまります。 みんなでまた力をあわせて、がんばろうじゃありませんか。 学校ですてきな思い出をたくさん作ろうじゃありませんか。 明日、元気に来てください。学校でまっていますよ。 あつい中、平野区CATたいのみなさんが、みなさんがじこにあわないよう、どうろのマークをあたらしくしてくれました。ありがとうございます! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ いざ2学期へそして4月の家庭科室の床に続いて、図工室の床もピカピカになりました!トイレも清掃作業が終わってピカピカです! あとは、みなさんが元気に来てくれることを楽しみにしています! 毎日あついけど、元気にすごせていますか?生活のリズムはみだれていませんか?火よう日から始まります。そろそろじゅんびを始めようね。 さぁ、2学期へ。8月25日が待ち遠しいです! 偏見と先入観2みなさん、わかりましたか? お話の答えは、「外科医が女性だった。息子の母親だった」というものです。それだと話の筋は通ります。 「長年勤める」「大変腕利きのいい外科医」「連日の勤務」「わかった。すぐ行く」…、どのキーワードに引っ張られたのかわかりませんが、この話を聞いて私は男性を思い浮かべたのでした。これは当時、私の中にお医者さんと言えば男性だろうなとか、毎日働くのは男性かな、とかといった今までの生活のなかでつくられた見えない「偏見」や「先入観」があったからだと知りました。もちろん、女性が医者をやるべきじゃない、母親が連日勤務なんて、などと思っていたわけではないのに。 その時の講師の方は言っていました。「偏見や先入観というものは、誰もが持っているもの。また、それをゼロにすることもなかなか難しい」と。「私は大丈夫。偏見や先入観を持っていない」「どうしてそんなふうに思うのか、わからない」ということではなく、大切なことは「自分の中にも、他人の中にも、偏見や先入観というものがあるということに気づけること」だと。 人に関わった仕事をするために、そして人を理解していくために、まず「自分にも、そういう見方をしてしまう時がある」ことを知ること、「人も、自分とはちがう考え方をすることがある」ことを知っていることは、とても重要なんだと知りました。 このお話を聴いて以来、いつも心に留めておこうと思っています。 考えや意見がちがうとき「おかしい」「まちがっている」と一方的に責めるのではなく、相手の考えを聞いて、受け止める。そのうえで、「どうしていくのがいいのか」子どもを中心に、一緒に考えていく。これが大事だと考えています。2学期もこの姿勢で、保護者のみなさんと一緒に子どもたちを育てていきたいと考えています。 偏見や先入観
10年ほど前に研修会で聴いて以来、いつも心に留めておこうと思っているお話があります。有名な話みたいなので知っている保護者の方もおられるかもしれません。
父親が一人息子を連れてドライブに出かけました。しかし、その途中で父親がハンドル操作を誤り、電柱に衝突する大きな事故を起こしてしまいました。父親は即死、助手席の息子は意識不明の重体。すぐに、救急車で病院に運ばれました。 幸いにも、この病院には長年勤める大変腕利きのいい外科医がいました。 「先生、交通事故での大けがです。オペが必要です。お願いします。」 外科医は先程も大変な手術を終えたばかり。そして連日の勤務で疲れ果てていましたが、「わかった。すぐ行く」と言って、急いで手術室に向かいました。 しかし、その重体の子の顔を見たとたん愕然とし、 「えっー! 息子…、これは私の息子だ…」と叫んだのでした。 というお話です。 話を聞いたとき、私は「?」でした。そして、そのあと私はこの答えを聞いたとき、偏った見方をしてしまう偏見や、初めの印象にとらわれ続けてしまうような先入観が、たしかに自分の中にもあるんだな、と実感しました。 みなさんは「あれ?父親は死んだはずなのに」と思いませんでしたか? 「あれ?」となった方はもう一度読んで、ゆっくりと考えてみてください。 ――明日へつづく―― |
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