今日の給食 (9.17 チキンカレーライス〔米粉〕)
今日の献立は「チキンカレーライス〔米粉〕、きゅうりのピクルス、ぶどう(巨峰)、牛乳」でした。
大阪市では、学校給食における食物アレルギー対応の充実を図るため、今年度は9・10月を『食物アレルギー対応サポート月間』としています。アレルゲンを使用しない食品を用いることで、食物アレルギーを有する児童生徒も給食を食べることができるよう、献立の工夫をしています。 今日のチキンカレーライスには、米粉を使ったカレールウ(写真右下)を使いました。普段使っているカレールウは小麦粉を使用しているため、小麦アレルギーの児童生徒は食べることができませんが、米粉を使うことで食べることができます。味の違いはほとんどなく、好評でした。 学校給食は教育の一環であることから、食物アレルギーのある児童生徒に対しても可能な範囲で対応していくようにしていますので、皆様のご理解をよろしくお願いいたします。実施日などは毎月配付している「学校給食献立表」をご覧ください。 <ぶどう(巨峰)> ぶどうは世界の生産量の約80%がワインの原料として消費されているのに対し、日本では栽培されたものの約90%が生食用です。国内では生食用として60品種が栽培されているそうすが、収穫量1位は「巨峰」です。 給食では毎年9月に2回、旬の果物として「巨峰」を使っています。今日、緑中学校には長野県から2校分で70kg(房にすると200房程度)が届きました。巨峰の皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。また、ぶどうに含まれている果糖やブドウ糖は、疲労回復効果が高いので疲れた時に食べるといいですね。 給食での巨峰は、9月25日にもう一度食べることができますのでお楽しみに。 今日の給食(9.10 ホイコウロー)
今日の献立は「ごはん、牛乳、ホイコウロー、中華スープ、えだまめ」でした。
ホイコウローは、中国の四川料理の一つで、漢字では「回鍋肉」と書きます。回鍋とは鍋にもどす操作をいい、料理名にこの字がつくと材料をかたまりのまま煮たあと、適当な大きさに切って鍋にもどし、いためて仕上げることをさします。 今回の給食では、豚ばら肉をゆでてから余分な脂を除き柔らかくなるよう、給食室で十分な下処理をしていただきました。しょうが、にんにく、白ねぎをいためて香りを出し、キャベツ、ピーマンをいためたところに豚ばら肉をもどし、砂糖、塩、こい口しょうゆ、テンメンジャンで味付けをしました。 <テンメンジャン> 小麦粉と塩を混ぜ、麹を加えて醸造された、中国料理でよく使われるみそです。漢字では「甜麺醤」と書き、甘く(甜)小麦粉(麺)から作ったみそ(醤)という意味です。回鍋肉や北京ダック、麻婆豆腐などの料理に使われます。 今日の給食(9.9 トマト)
今日の献立は「黒糖パン、牛乳、鶏肉とてぼ豆のスープ煮、じゃがいもとトマトのチーズ焼き、和なし(カット缶)」でした。
トマトにはうま味成分のグルタミン酸を多く含むことは以前にも紹介しましたが、その他にも高い抗酸化作用のある「リコペン」を含んでいます。「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざもあるように、おいしいだけでなく健康によい食材の一つです。 日本ではトマトは生で食べるイメージが強いですが、南欧のイタリア、スペイン、フランスなどではこのうま味を利用して、いため物や煮物などの加熱料理に使うのが一般的です。(和食のだしと同じように…) 給食では、トマトの生食ができない(プチトマトを除く)ため、いためものや焼きものなどに使います。通年はトマト缶詰を使っていますが、旬の時期には月に1回だけ生のものを使っています。 今日の「じゃがいもとトマトのチーズ焼き」は、塩、こしょうで下味をつけたベーコン、じゃがいも、生のトマトをバットに並べ、チーズをのせてスチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにしました。トマトの酸味とチーズのコクが効き、生徒にも好評で残食はゼロ!でした。 |
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