新大阪駅を出ました。

　10月9日（金）の3、4時間目に、浄水場の出前授業がありました。
　3時間目には映像学習や濾過実験を行い、水がきれいになる仕組みについて詳しく学習しました。水が徐々にきれいになっていく様子に子どもたちは「おぉー！」「すごい??」などと歓声をあげていました。
　4時間目には、柴島浄水場で作られた水道水と天然水の飲み比べを行い、水の味の違いにとても驚いていました。
　授業の最後には、水道局の方と川を汚さないこと、水を大切にすることを約束しました。
　楽しく学ぶことができた授業でした。

　５年生の社会科では、日本の漁業、農業、工業、商業など各種産業について学びます。農産物の学習では、輸入品や食料自給率などの問題を考えたり、食品の安全性について調べたり、グローバルな視点で社会の課題を見ていきます。本日の学習は、食の安全・安心を考えることでした。小売店では、消費者が安心できるように、生産者の顔が見えるような工夫をしたりしています。また、国には、輸入品の安全性を高めるための仕組みもあります。
　聞きなれない難しい言葉もたくさん出てきますので、「社会は苦手」という子どもも少なくないと思いますが、将来の職業選択にも関わってくるかもしれませんし、その時代の社会のありようを反映した教科なので、興味をもって学んでくれたらうれしいです。

　教科書も下の本に入りました。本時は、コンパスの使い方に慣れながら、円の中心と半径について学んでいるところです。初めて使うコンパスは、見本の映像のようにはすんなりといかないようで、悪戦苦闘する子どもたちです。コンパスをまっすぐ立てすぎると滑らかに動いてくれず、斜めに傾けすぎると中心から針が離れてしまいます。それでも、やる気満々でいくつも円を描いていました。そして、「これって、なかなか便利ですごい道具だなあ」という子どもたちのつぶやきが聞こえてきました。

　１０月のガッツポストは、子どもたちに「今、どんな好きなことをしたいか」を書いてもらい、写真のように葉っぱのカードにして掲示しています。
　「マスクを外したい」「友だちとはしゃいで遊びたい」「かんかくをあけずに友だちと遊びたい」「みんなの前で歌が歌いたい」「おもいっきり運動会をしたい」「おばあちゃんの家に行きたい」「桜の下でおべんとうを食べたい」「マスクを外してサッカーをしたい」「満員で野球観戦したい」などの言葉に、子どもたちも、コロナの今に耐えながら、一生懸命生活していることを感じます。
　昨日は、本年度初めての校外での活動、たてわり遠足でした。見守り隊の方が、「今日は、登校中みんなにぎやかだった」とおっしゃっていました。それだけ、子どもたちは、ウキウキした気分でたてわり遠足を楽しみにしてくれていたのだと思います。感染防止対策に気を付けつつ、子どもが子どもらしく自由に活動できる環境を創っていきたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　久保　敬