内科検診 1年生
本日(27日)1時から
金曜日に引き続き 本校内科校医 鈴木診療所の医院長 鈴木潤一先生が、 午後休診いただき 1年生の内科検診に来てくださいました。 お忙しい中、丁寧に検診いただき 本当にありがとうございました。 放送全校集会 7.27(1)
本日月曜日です。
連休明け、本来なら夏休み、 朝から高湿・高温、 マスク等新型コロナウイルス対策 劣悪な環境の中の全校集会のため 放送での集会となりました。 生徒会副会長の司会 朝のあいさつの後 校長先生のお話です。 放送全校集会 7.27(2)やっと今週で7月を終わり8月に入ります。 来週やっと終業式を迎えます。 さて、来週木曜日8月6日、 何があった日か知っていますよね。 1945年8月6日8時15分、 今から75年前の今日、 広島に原子爆弾が投下され 4日以内に約17万人近くの人が 亡くなりました。 3日後の9日11時2分には、 長崎に原子爆弾が投下され 4日以内に約8万人近くの人が 亡くなりました。 そして日本だけでなく 世界中で多くの犠牲を出した、 第2次世界大戦が8月15日に 終戦を迎えます。 残念ながら 今この瞬間でも世界のあちこちで、 戦争や紛争が起こっています。 その国々では、戦争や病気のため 飢餓・虐殺・・・が続き、 3人のうち1人は5歳までに死んでしまい、 国民の平均寿命は25歳から35歳の国もあります。 このような現状を何とかしようと 世界から多くのボランティア団体が入り、 救援活動をしています。 その中に「国境なき医師団」と いわれる民間団体があります。 1971年にフランスで設立され、 営利を目的としない国際的な 民間医療援助団体です。 その医師団の一人として 活躍している先生が次のようなメッセージを 皆さんに伝えています。 放送全校集会 7.27(3)
それでは紹介します。
『みなさんは、 これから学校で勉強を行い、 やがて卒業し、社会に出て行きます。 その際に、今、世界全体で起こっていることを 視野に入れながら、 自分の進路を考える方法もある ということを知って欲しい。 私が、国境なき医師団の一員として、 世界の人々をなんとか少しでも助けられるように がんばっている理由を話します。 今、どうして世界に目を向ける 必要があるのか。 なぜ、国際協力をする必要があるのか。 明確な答えはありません。 しかし、次のような考え方もあります。 人間の寿命というのは、長くても80年ぐらいです。 これは地球の寿命である45億年 あるいは100億年から考えると、 はるかに短いものです。 宇宙の大きな時の流れから見た場合、 人間の一生など、本当に「あっ」という一瞬です。 問題は、自分の人生が「あっ」と言う間だ 。本当に短いということに、 いつ気がつくかということです。 人間は、医者から「あなたはガンで あと半年の命です」と言われたときから、 今見ている桜の色が、違って見えるようになり、 その能力を最大限、使おうと がんばれるようになるといわれています。 私も限りある命だから、 自分の命を最大限に使おう、 最大限に自分の能力を使ってみよう と思ったのでした。 広大な時の流れの中で、広大な広さの宇宙の中で ちっぽけな自分の人生の長さを、 ちっぽけな自分の存在を何に使うか。 どうせいつかは死んでしまうのだから 楽しいことだけをしようという考えもあります。 いつかは死んでしまうけれど、 自分の子どもを立派に成長させたり、 自分の仕事や技術を自分の弟子に伝え、 未来に託す生き方もあります。 どれもが一つの人生であり、 どれが良いも悪いもなく、 上下のあるものでもありません。 ただ、ここでもう一つの別な生き方も あるということです。 それは「世界のために自分の人生を使う」と いう生き方です。 国際協力の世界は、 全ての学問の頂点にあります。 政治・経済・教育・医療・環境・宗教など 本当に多くのことを学習し、人間だけでなく、 地球上に住む全ての生物を幸せにする仕事です。 オリンピックで金メダルを取るより100倍難しく、 実現するのがとてつもなく困難な分野です。 これを実現するために、私は自分の「命」を 使っています。 限られた人生の時間を最大限に有効に使い、 多くの人の協力を仰ぎ、後輩たちを育て、 いつかやってくる、その日のために、 がんばっていこうと思っています。 もし、皆さんにも興味があるなら、 皆さんの力を少しでも世界のために使ってください。 世界のために、自分の人生のために・・・」 とのことです。 放送全校集会 7.27(4)ただ、3年生はいよいよ卒業後の 進路選択に備える時期です。 でも、「自分はダメな人間だから」 「親にもあきらめられている」 などと思わないでください。 人間として生まれてきた 皆さんには必ず素晴らしい才能があります。 トムクルーズという映画スターも 皆さんと同じ年のころは、失語症に苦しみ、 何度、文章を読んでも一切、頭に残らず、 周りの子どもたちからも字の読めない子と レッテルを貼られていました。 でも、彼の母親は、そんなトムに 「あなたにはすごい才能がある。 決してあきらめないで」と言い続け、 彼も自分をあきらめなかったために 今日の地位を築いたのです。 皆さんも「あきらめてはダメです。 自信を失わないで 「今、しなければならないこと」をまずしてください」 とのお話でした。 初めての試みでしたが、上手な司会で スムーズに行われました。 |