社会部 令和2年度活動方針
1.授業研究会の実施
本年度も、各学年1本、合計4本の研究授業の実施を計画している。 現在、研究員によって新型コロナウイルス感染症をとりまく社会状況の教材化なども進めている。合わせて今年度の研究主題に沿って、教育課程、指導法、評価の各方面からの研究の視点を設定し、研究を深めていく予定である。 2.教育研究会主催研修会への参加と支援→すべて中止 3.「社会のしんだん」→大阪市学力経年調査へ発展的移行 4.指導計画「第13次試案」のブラッシュアップ 新学習指導要領に即した実践に対応できるよう指導計画『第13次試案』(1次案)を作成してきた。文言等の最終調整を行っており、近日中に公開の予定である。 また、若手教員にも授業をイメージできるよう板書案を盛り込んだブラッシュアップ版となる2次案の作成に取り組んでいく。 5.家庭学習案の作成 新型コロナウイルス感染拡大防止のため行われた学校休業や分散登校により、社会科の家庭学習が従来よりも必要になった。そこで、市社研、研究員の作成した家庭学習案やワークシートの公開を予定している。今後も、必要に応じて公開していく予定である。 6.各研究大会の案内 第58回全小社研神奈川大会 期日 令和2年10月22日〜23日→23日午後のみ開催に変更 研究主題 人の営みに学び、未来を創る子どもが育つ社会科学習〜学んだことを社会や生活に生かす学習課程のあり方〜 会 場 横浜市立西富岡小学校他 提案者 酒井 航 (聖和小)→誌上報告に変更 令和2年度全小社研福岡大会 期 日 令和3年2月4日〜5日→変更検討中 研究主題 よりよい社会を形成して生き方を創りつづける社会科学習 会 場 福岡市立警固小学校他 提案者 柳原さえ子(天王寺小) ※近社研及び府社研は中止 7.総合研究発表会 令和2年2月5日に第36回総合研究発表会の社会部の発表を実施する予定である。開催方法については教育研究会にて検討中であるが、全小社研のデモンストレーションと位置づけ、公開授業及び研究協議会を行う予定である。 8.全小社研大阪大会に向けた体制づくり 会場校(野田小、古市小)を全面支援するための体制づくりを進める。全小社事務局と連携ながら、「学校の新しい生活様式」を踏まえた全体会及び公開授業、課題別提案のあり方を検討する。 (写真は昨年度東中川小での授業研究及び研究協議会のようす) 研究主題 確かな知識をもとに、よりよい社会を創造できる子どもを育てる社会科学習
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、社会全体が不安定になる中、一人一人が自ら進んで、また、多様な他者と協働しながら問題解決を図っていくことがますます求められています。今後もわたしたちはさらなる未知の問題に対峙していかなければなりません。
このような中で、今、めざすべき子ども像を、確かな知識をもとに、よりよい社会を創造していこうとする子どもとせっていしました。 市社研(社会部の愛称)は、、北俊夫氏の「知識の構造図」を参考に用具的知識、具体的知識、概念的知識の3つの知識で構造化してきました。今年度は、そこに社会的事象の意味、因果関係などの理解を経て醸成される価値的知識を位置づけ構造化していくことを目指していきます。 令和3年度に予定されている「第59回全国小学校社会科研究協議会大阪大会」がどのような形で実施されるかは未確定ではありますが、このような時だからこそ、これからの社会を担う子どもたちに求められる力である「未来を切り拓く力」を育てるための研究実践を進めていきたいと考えています。 (写真は令和元年度の授業研究会のようすと総研での講演会のようすです) 令和2年度 第1回 視聴覚部全体会実践的な研究論文の書き方校内研修 |