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【2年生】 12月25日授業風景2組

2年生2組の授業の様子です。
写真は理科A、数学です。
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【2年生】 12月25日授業風景1組

2年生1組の授業の様子です。
写真は国語A、社会です。
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1年2組 国語

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国語の授業では宛名の書き方を学習しました。
筆ペンにもチャレンジ!小さな文字を書くのに苦戦する姿がちらほら。

終業式 2

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最後は、生徒指導の先生からのお話でした。

終業式 12月25日(金)

終業式あいさつ

2学期122日ありました。今年は、生活様式が変わる中、皆さんはよく頑張りました。私たちは、様々な逆境や苦難なことがあっても、乗り越える力を備えている動物です。たくさんの知識と知恵を駆使して、あらゆる出来事に対応する力を備えています。その中で、学校生活も新たなことが取り入れられました。生徒会の皆さんの提案での昼食時の放送です。少しでも昼食がおいしくいただけるように、皆さんにリクエスト曲を募集しています。職員室前のリクエスト箱には、たくさんのリクエストカードが入っています。
皆さんで、学校生活を作り上げる一つの出来事になっていると思っています。

また、図書委員会の皆さんが毎日、お昼の放送で図書室の開館のお知らせをしてくれていました。また、図書委員会から、冬休みに読んでほしい本の紹介がありました。この冬休み、1冊ゆっくり本を読む機会にしてもいいですね。
さらに、保健委員会では、給食完食デイーの放送が入ります。食への感謝をもって完食しましょう。と食の大切さも充実してきましたね。

今日は、2学期の学年の様子や冬休みの過ごし方は、あとで、生徒指導主事の杉尾先生からお話していただきます。

校長先生からは、一つお話をしたいと思います。

その前に、今年は自分の生まれた西暦の年と自分の年齢を足すと。世界中の人が
皆2020になります。今後こうなるのは1000年後だそうです。

今日は、一杯のラーメンが人を幸せにする。安藤百福さんのお話をします。
安藤さんは、日本で「チキンラーメン」と「カップヌードル」を開発し、世界的に普及したインスタントラーメン産業の創始者となった人です。今から62年前です。
1年生の道徳の教科書にでています。今、学習しているところですね。
安藤さんは、1910年生まれ(110年前)1945年(安藤さん35歳)第2次世界大戦が終わると、街には、家をなくし、家族を亡くした人で溢れかえり、みんなおなかを減らしていました。そんな時、うまそうな匂いが立ち込める先にはラーメンをすする人たち。
安藤さんは、その光景をみて、一杯のラーメンがこんなに人を幸せにするなんて、食べるってやっぱり大切だなあ。安藤さんは、お金もうけではなく、誰かの役に立ちたい、人のために何かできないかをいつも考えていたそうです。

47歳のとき(今から63年前)世界でだれも作ったことのない、お湯を注ぐだけで、食べられるラーメンをつくるための研究小屋を作りました。
安藤さんは、戦争や会社の倒産で何もかも失った。それで考えたそうです。人間にとって何が生きる力になるんだろって。そんな時、戦後すぐに街でラーメンを食べる人を思い出し、食べることがなにより大切だと改めて気づいたそうです。誰もが、簡単に食べられるラーメンを作り出したいんだと強く思われました。目標もできている。「おいしいこと」「簡単につくれること」「長く保存できること」「安いこと」「衛生的で安全なこと」安藤さんは、朝から晩までラーメンを作り続けたけれど、うまくいかなかった。失敗を繰り返しながらも少しずつ目標に近づいていると信じていたそうです。1年が流れ、麺ができあがったが、これをどうやって乾かせばいいのか。長い間保存するためには、麺を乾かさなければならない。お湯をかけるだけで食べられるようにするためには、どうしたらいいのだろう。そうしているうちに、夕飯の時、奥さんが天ぷら料理をしていました。その時、これだと、気がつき、麺を油であげればいいんだ。そして、世界で初めてできたインスタントラーメンをチキンラーメンと名付けました。それが、今から62年前。お湯を注ぐだけで、簡単にできるため大人気でみんなびっくりでした。またたくまに大人気。その8年後、アメリカにチキンラーメンを売りにいった。アメリカには、どんぶりもはしもない、カップに入れてチキンラーメンを片手で食べたことから、その後カップヌードルが誕生します。今では80か国以上で食べられています。

食足世平(しょくそくせへい)(食が足りてこそ世は平和になる)
きちんと食事ができこそ、世の中が平和になると食の大切さを表した言葉。
よく言っておられたそうです。

1995年 1月17日 阪神淡路大震災が起きました。(25年前)
みんながおなか減らしている。安藤さんは、カップヌードルで体温まってくださいと。温かいカップヌードルを食べる皆さんの笑顔が忘れられない。食べるって大切だなあと更に感じていました。
安藤さんの食べ物でみんなを幸せにしたいといいう優しい思いは未来へつづきます。2006年 96歳(14年前)になった安藤さんは、記者会見で「また新しいことを考えている」と言われていたそうです。

「食が足りてこそ世は平和になる」という理念を掲げ、人の幸せを形にされる安藤さんのお話をしました。

最後に、12日間の冬季休業です。自転車での事故に気をつけてください。年末年始は、家族の皆さんと過ごす時間が持てる時です。おうちの方と、日頃ゆっくり話をする機会が少ないと思います。家族の一員として大掃除を手伝いましょう。また、お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの肩をもんであげてはどうでしょう。身近な方々に感謝の思いを形であらわしてみてはどうでしょうか。喜んでいただけると思いますよ。そして冬休みの宿題も早く仕上げて、新学期(1月7日)元気に皆さんとお会いしたいと思います。


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