1月7日(木)始業式
始業式の話
皆さんあけましておめでとうございます。 「一年の計は元旦にあり」といいますが、これは一年の計画は年の初めである1月1日の午前中である元旦に立てるべきだという意味です。 でも歴史的には「元旦」というところが、「春」であったり他の人のことばで「ひと月の計は一日(ついたち)にあり」であったり「一日の計は朝にあり」であったりするので、つまり物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だという教えを伝えているのです。そういう意味から学校では「学期の計は始業式にあり」で、早くにしっかり目標や計画を決めて学年のまとめである3学期を過ごしてください。特に3年生はすでに中学に登校するのは残り50日を切っています。中学生いや義務教育の最後の締めを期待します。 ところで、この計画に大事なものがあります。それは健康です。例年ならこの時期、インフルエンザや風邪に気をつけるように言っているのですが、今年はなんと言っても新型コロナです。この冬休み中に大阪市の学校では教職員や生徒に陽性者が増えています。ホームページで知らせましたように田辺中でも陽性者が出ました。もちろん対策は十分したうえでの感染です。ただ保健所とも連携して濃厚接触者はいないと判断されましたし、冬休み中ということもあり特に大がかりな消毒の必要もないと言われました。それでも念には念をいれて皆さんを迎えるに当たって管理作業員さんを中心に必要なところは消毒しました。今の状態は安心してください。 ただお願いがあります。今は誰が感染してもおかしくない状況になっています。昨日の発表でも東京は1500人を越え、大阪も500人を越えてしまいました。自分が無症状でも感染してるかもしれないという思いで行動してください。小まめな手洗いや近くでしゃべらない、大声を出さない、定期的に換気をする、そしてマスクをつける、本人や同居の人に発熱や風邪症状があった場合は登校しないなど基本的なことは守ってください。 そしてそれを守った上で感染した人をそれ以上苦しめないでください。チーム田辺としてみんなで乗りきって行きましょう。特に今日から始まる給食の時間は注意してください。付け加えると今は家の人に風邪症状があっただけで学校を休まなければなりません。休んでいる人に勝手な推測をするのも、その人を苦しめることになります。 大変な時だからこそ、みんなで気持ちよく安心して登校できる田辺中学校にしていきましょう。 では皆さんにとって明るい2021年になることを願っています。 長くなりましたが今日の話はこれで終わります。
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