子どもたちの「学びの保障」のための基本的な考え方
〇 学校・家庭・地域が連携し、あらゆる手段で、子どもたちを誰一人取り残すことなく、最大限に学びを保障するという観点に立って対応していくこと
〇 教師が児童生徒の日々の状況を丁寧に把握し、学習の歩みを止めることのないよう支援すること
〇 児童生徒同士がお互いに励まし合いながら成長していけるよう、学校内外で様々な工夫を凝らして協働的な学びを実現していくこと
〇 新学習指導要領の趣旨に則り、改めて教育課程を編成し、学校教育活動を進めていくこと
〇 感染が一旦収束しても再度感染者が増加する等の事態も想定されることから、柔軟な対応が可能となるよう、ICTを活用した学習の準備を進めていくこと
※文部科学省通知「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学校教育活動等の実施における『学びの保障』の方向性等について」より
大阪市としての対応
1.週当たりの授業時数を、小学校第2学年以上は1時間増やし、小学校第2学年は27時間、小学校第3学年は29時間、小学校第4学年から中学校第3学年は30時間として、時間割を編成します。
2.最終学年(小学校第6学年・中学校第3学年)は、土曜授業を年間5回以上行うなど、今年度中に学習内容を修了できるよう、授業時数を確保します。
3.家庭学習などの授業以外の場において、学習活動の一部を行うなど、学校の授業において行う学習活動の重点化を図り、指導計画を見直すとともに、学校行事等についても活動内容を精選したり、実施方法を工夫したりします。そのため、学校行事の中止や縮小、実施方法の変更を行います。
また、感染拡大防止の観点から、多くの方々が来校される行事については、従来の形での実施は難しいことをご了承ください。
4.学校の実情に合わせて、補充のための授業を行うなど、指導の充実を図ります。取組によっては、終業時刻や下校時刻が遅くなる場合があります。
5.子どもたちが充実した学校生活を送ることができるよう、「学びの保障」とともに、心のケアや負担感の軽減に努め、保護者・地域の皆様とも連携して、一人一人を大切にした教育活動に取り組みます。
長期休業期間の変更及び教育課程の見直しについて