今日の給食(12.24 きくな)きくな(菊菜)は10月〜3月に旬を迎える野菜です。この時期のきくなは、茎が柔らかく、風味も一段と良くなっています。キク科の葉菜で、春に黄色の花を咲かせるため「春菊(しゅんぎく)」とも呼ばれています。関東では「春菊」、関西では「菊菜」と呼ばれることが多いようですね。独特の香りは、食欲増進や消化促進などの働きがあります。 今日の給食では、大阪府泉州産のものを18kg使いました。「学校給食食材での地場産物の利用増加」は大阪市食育推進計画の具体的な取り組みのひとつとしてあげられています。 独特の香りがあるため「残さずに食べてくれるかな」と調理従事者の方も心配されていましたが、「おいしかったです!」「ごちそうさまでした!」とほとんどのクラスで食缶は空っぽでした。 2学期の給食は、明日が最終日です。 今日の給食(12.23 かぶ)
今日の献立は「ごはん、鶏肉のしょうゆマヨネーズ焼き、五目汁、かぶのゆず風味、牛乳」でした。
かぶはアブラナ科(白菜、菜の花、キャベツなどの仲間にあたる)の植物で、中国から渡来し、大根よりも古くから栽培されている野菜です。春の七草では「すずな」とも呼ばれます。 かぶは年間を通して流通していますが、寒い時期の方が甘みが増しておいしくなります。大阪では11〜2月頃に多く出回ります。 給食では年に1回、12月に使用します。今日は、一人当たり35gをさっとゆでた後、ゆず果汁を入れた甘酢であえました。 根にはだいこん同様、消化を促進するジアスターゼが豊富です。葉は緑黄色野菜で、カロテンのほか、糖質の代謝に効果的といわれているビタミンB1・B2や、風邪の予防にもつながるとされるビタミンCも多く含まれているので、大いに利用したいものです。 12月18日発信 PTA広報委員会よりアンケート協力のお願い
12月8日に配布させていただいた、親子のコミュニケーションについてのアンケートにご協力をお願いします。本日が回答期限となっております。
アンケート用紙でも受け付けておりますが、WEB回答では、現在、生徒のみなさんが74件、保護者のみなさんが105件とご協力いただいており、本当にありがとうございます。 まだ、回答されていない方は、ぜひWEB回答をご活用ください。 よろしくお願いします。 今日の給食(12.17 干しずいき)
今日の献立は「ごはん、豚肉と干しずいきのみそ煮、すまし汁、焼きかぼちゃの甘みつかけ、焼きのり、牛乳」でした。
「ずいき」はさといもの茎の部分を食べる、夏が旬の野菜です。ずいきの皮をむき、干したものが「干しずいき」です。「いもがら」「割り菜」とも呼ばれます。昔から食べられてきた乾物のひとつとして、次の世代に伝えていきたい食材の一つです。 カルシウムや鉄、食物せんいを多く含み、雪国では冬の貴重な食料とされ、郷土料理として親しまれている地域もあるそうです。 給食では… 干しずいきは、あくが多いので、ぬるま湯でもどしながら何回も洗っていただきました。(2枚目の写真)切ってゆでた後、豚肉、うすあげと一緒に煮含め、みそなどで味つけをしました。シャリシャリとした歯ごたえがおいしいですね。 干しずいきは大きなスーパーなどで購入できます。ぜひ一度、ご家庭でもお試しください。 今日の給食(12.15 きのこのドリア)
今日の献立は「コッペパン、いちごジャム、牛乳、鶏肉とじゃがいものスープ煮、きのこのドリア、みかん」でした。
ドリアというと外国の料理のように思いますが、実は日本発祥の料理です。今から90年ほど前、横浜のホテルの総料理長が体調をくずした客のリクエストに応えて作ったものだそうです。バターライスの上に芝えびのクリーム煮とホワイトソースをかけてオーブンで焼いた料理でした。 今では多くのレストランや家庭で、使う材料や味付けなど、様々なバリエーションがある、おなじみの人気料理となっています。 一方、ドリアという料理はこれとは全く違うものとしてあったようですが、なぜ、この料理にドリアという名前がついたのかはわかっていないそうです。 今日の給食「きのこのドリア」は、しめじ、エリンギ、マッシュルーム(水煮)の他、ベーコン、精白米、たまねぎ、グリンピースを使い、クリーム、小麦粉、牛乳で作ったソースをからめ、粉末チーズ・パン粉をかけて、香ばしく焼き上げました。 給食前から「今日はドリアが楽しみ!」という声が聞かれ、給食後はほとんどのクラスから「おいしかったです!」と空っぽのホテルパンが戻って来ました。 |
|