12月10日(木)・れんこんのおかか炒め ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 740kcal、たんぱく質 32.7g、脂質 16.3g ☆れんこん(蓮根)☆ れんこんは、蓮(はす)の地下茎(ちかけい/土の中に伸びる茎)が太くなったものですが、蓮の根と表現され「蓮根(れんこん)」と呼ばれています。中国が原産とされ、日本へは奈良時代に中国から薄桃色の美しい花を咲かせる観賞用のものが伝わりました。その後、鎌倉時代になってから、食用のものが伝わり、各地に広がりました。食用となるのは、地下茎だけでなく、花が咲いた後にできる種も「蓮の実」として食べることができます。レンコンの穴は一般的に真ん中に1個とそのまわりに通常9個の穴が開いています。これは、空気を通す穴で、葉や茎とつながっており、土の中の根に外の空気を送るという大切な役割をしています。また、この穴は「先を見通す」ということから、縁起の良いものとして扱われ、正月や節句などのお祝いの料理によく使われます。秋から冬にかけてが旬の野菜で、ビタミンCを多く含みます。れんこんに含まれるビタミンCは、さつまいもなどと同じようにでん粉にまもられているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。 今日の給食では、かつお節と合わせて「おかか炒め」にしています。 本日の献立/12月9日(水)・小松菜の煮びたし ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 775kcal、たんぱく質 33.9g、脂質 21.3g ☆みぞれかけ☆ みぞれ(霙)というのは、地上の気温が0〜5度くらいの時、雪が空中で溶けかかり、雨と雪が混じった状態で降ってくる気象現象です。 すりおろした大根が、水を含んだ雪のようで、空から降るみぞれを連想させることから、大根おろしを使った料理に「みぞれ」という言葉をつかうことがあり、「みぞれかけ」「みぞれ煮」「みぞれ鍋」などの料理があります。 今日の給食では、鯖の切り身を塩焼きにして、大根おろし、みりん、薄口しょうゆ、ゆず果汁を合わせて煮たたれをかけ、「鯖のみぞれかけ」としました。 授業の様子
今日の授業の様子です。
本日の献立/12月8日(火)・カリフラワーのスープ煮 ・固形チーズ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 748kcal、たんぱく質 31.1g、脂質 27.2g ☆チーズ☆ 日本で流通しているチーズには主にナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。ナチュラルチーズは古い歴史を持つ乳製品で、古代ローマ帝国では、すでにチーズとチーズ製造に関する知識が輸出入されていたようです。そして、ヨーロッパを中心とする世界各地に地方特有のチーズができたため、その種類はたいへん多くあります。プロセスチーズの製造につながったのは、19世紀末のことで、当時、ヨーロッパでチーズを輸出するため、加熱殺菌により保存性を高めるという試みが行われました。そして、1911年、スイス人により、チーズにクエン酸ナトリウムを添加して加熱すると、冷却後も加熱前とほぼ同じ固さで、均一な組織のチーズができることが発見されました。そして、これをプロセスチーズと名付けました。 チーズは、牛乳を原料としてつくられた場合、エネルギー、たんぱく質、カルシウムなどは、牛乳の6倍近くにもなり、ひじょうに栄養価の高い食品ではありますが、塩分も添加されていますので、食べすぎには注意が必要です。 今日の給食では、固形のプロセスチーズを提供しています。 本日の献立/12月7日(月)・じゃこ豆 ・あっさりきゅうり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 800kcal、たんぱく質 31.4g、脂質 19.0g ☆じゃこ豆☆ 今日の「じゃこ豆」は不足しがちなカルシウムや鉄をたっぷり含んだ献立で、年令問わず人気のある献立です。ご家庭でも作りやすい献立ですので、作り方を紹介します。ぜひ料理の一品としてご利用ください。 |