和歌山県海南市にある『橘本神社』には『柑橘』と『お菓子』の神様として『田道間守』(たぢまもり)さまが奉伺されています。 田道間守は垂仁天皇からの命により不老不死の食べ物を求め、中国南部〜インドに渡り、苦労の末、橘の苗を持ち帰りました。
しかし帰国したときには垂仁天皇は亡くなっていて、その悲しみから田道間守は自ら命を断ったそうです。田道間守の持ち帰った橘の苗は、半数が垂仁天皇の御陵(お墓)に、 半数は橘本神社近くの『六本樹の丘』に植えられました。
この橘が人の手で改良されたものが、皆さんが普段食べている『みかん』になるそうです。