校長メモ 1月29日(金) 聴覚障がいと聴導犬を学ぶ
昨年度に続き、西中島にあるNPO法人「MAMIE」代表の安藤美紀さんと聴導犬のアーミ、安藤さんの息子さんで手話シンガーの一成さんに来ていただき、「耳が聞こえないってどんなことなのか」や聴導犬の役割について3年生が学習しました。
安藤さんは生まれつき全く耳が聞こえず、手話と相手の口元の動きから言葉を読みとり会話する「口話」を使ってコミュニケーションをとっておられます。当日も、ご自身が描かれたイラストを使いながら、聴覚障がいのある人がどのようなことに困っていて、どのような手助けが必要かなど、子どもたちに「口話」で直接話してくださいました。 そして、聴導犬のアーミが、目覚ましのアラームや家のインターホンが鳴った時に、どのように安藤さんに知らせるかを、実際にデモンストレーションをして見せてくれました。 最後に、手話シンガーの一成さんから、聴導犬、盲導犬、介助犬を合わせて補助犬と言うこととその手話を教えてもらい、「補助犬って知ってる?」という歌を手話で一緒に歌いました。 障がいがあろうがなかろうが、すべての人が共に生きることのできるインクルーシヴな世の中になるよう、まずは出会い、知っていくことが大切だと思います。 校長 久保 敬 健康委員会の委員会発表給食当番をする際に気を付けることをクイズ形式で考えた後、給食調理員さんへの感謝のメッセージの贈呈式を行いました。とてもうれしそうな表情で、受け取ってくださいました。 給食調理員さんからのお話では、一生懸命作っているので、残さずに食べてくださいというお願いがありました。 みなさん、感謝の気もちを持って、残さずに食べましょう。 校長メモ 1月20日(水) かけがえのない命6400人を超える人が亡くなりましたが、布団に入ったときには、まさか地震が起こり、命を失うことになろうとは誰も思わなかったはずです。わたしたちは、明日も命があるものと思って、「今日はつまらない一日だった」なんて不平不満を口にしたりして暮らしています。コロナ禍の今、生活に制限を受けたり、感染拡大を表す数字の増加に不安になったりすることで、当たり前の日常がいかに有難いことか少し分かったような気がします。 世界では、地球温暖化による干ばつや洪水などの災害、戦争や紛争が日常となっている地域があり、毎年のようにたくさんの人が命を失っていますが、自分がその当事者でなければ、知らずに過ぎていきます。心も痛みません。地球全体の平和や幸せを願うのであれば、それは他人事ではないはずです。人の痛みや喜びを自分のこととして分かち合えるそんな世界でありたいものです。 校長 久保 敬 3年 国語の学習寒い日に 豚骨ラーメン 最高だ お年玉 もらえなかった 悲しいな 子どもたち おせち料理に 興味なし お姉さん 夏の終わりに スイカ食う お正月 こたつ入って 抜けられない やったねー たくさん年玉 二万円 など、うーんと唸ってしまつような力作揃いです。 「いのちを考える日」まず、校長先生が「ゆずちゃん」という絵本の読み聞かせをしてくださいました。震災で大切な友だちをなくしてしまった男の子のお話でした。みんなが飛ばした風船が、風船屋さんになりたかったゆずちゃんのところにまで届くといいなあ。 次に、アフガンで凶弾に倒れた中村哲さんについてのお話を聞きました。その功績は、計り知れないほど大きく貢献されていました。世界中で餓死で亡くなっている人々の数は、病気で亡くなっている人々のように、統計が出されていません。多くの人々が今現在も、飢えに苦しんでいます。私たちにできることは何かないか、一人一人が考えてていってほしいなと思います。 |