今日の給食(10.26 ソーキ汁)
沖縄は、昔、琉球と呼ばれていた時代から、中国、東南アジア、韓国・朝鮮、日本と行き来し、食生活の面でもそれらの国々からいろいろな影響を受けてきました。
沖縄料理は豚肉を中心とし、18世紀に黒砂糖と引き換えに北海道から入ってくるようになったこんぶ、他県のものに比べて数倍大きくて固い豆腐、沖縄特有の野菜などを使った料理が多くあります。 ソーキ汁は沖縄の代表的な料理のひとつで、ソーキ(豚の骨つきあばら肉)と島だいこん、こんぶなどをかつおだしで煮込んだ汁物です。調理に時間がかかるため、お盆や正月など特別な日にふるまわれることが多いそうです。 今日の給食のソーキ汁は、余分な脂を落とすために40分間下ゆでした豚ばら肉(写真2枚目)とだいこん、切りこんぶなどを使っています。こんぶのうまみと柔らかい豚ばら肉がとてもおいしく、沖縄料理の特徴が感じられる汁に仕上がっていました。 大阪市立中学校総合文化祭2
10月17日(土)大阪市立中学校総合文化祭
緑中生徒の作品 大阪市立中学校総合文化祭1
大阪市立中学校総合文化祭が10月17日(土)に開催されました。咲やこの花館での展示発表では、写真部が撮影した写真が展示されており、表彰式で表彰されました。
今日の給食(10.19 みそカツ)
みそカツは、愛知県の郷土料理です。豚カツにみそだれをかけたことから「みそカツ」と名前がつきました。みそだれには、愛知県で作られる「八丁みそ」を使うのが特徴です。
八丁みそとは、愛知県岡崎市八帖町(旧 八丁村)で江戸時代初期より作られている豆みその銘柄です。豆みその原料は大豆と塩のみで、蒸した大豆で、みそ玉をつくり、麹菌を付け、出来上がった豆麹と塩と水を桶に仕込み重石をしてねかせ、じっくりと熟成させます。少々の酸味と渋味、苦みがあり、コクのある濃厚な風味が特徴です。 給食では、揚げた一口ヒレカツに、八丁みそ、赤みそ、砂糖、みりんで作ったみそだれをかけました。生徒にも大人気でした。 今日の給食(10.15 さんまのみぞれかけ)
さんまは、「秋刀魚」と名が表すとおり秋の代表的な魚です。ここ数年、不漁続きで、かつての大衆魚も高価な高級魚になってしまいました。
さんまには、体をつくる良質のたんぱく質、貧血を防ぐ鉄、粘膜を丈夫にするビタミンA、骨を丈夫にするカルシウムなどが豊富に含まれています。また、あじやいわし、さばなどと同様の青魚であるさんまの脂質には、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などが含まれています。DHAは、脳や神経組織の発達や働きを保ち、EPAは、心臓病や脳血栓の予防、血液中の脂質(主に中性脂肪やコレステロール)を低下させるなどの働きがあります。 今日の給食では塩で下味をつけて焼いた後、だいこんおろし、みりん、うす口しょうゆ、ゆず果汁を合わせたたれをかけて、さっぱりといただきました。だいこんおろしをみぞれに見たてて「みぞれかけ」という料理名としています。使用しているゆず果汁は、徳島県産として有名な「木頭(きとう)ゆず」です。 今日・明日は中間テストです。しっかりと食べて日頃の学習の成果を存分に発揮しましょう。 |
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