「いじめについて考える日」大阪市では毎年5月の連休明けに、全ての小学校と中学校で「いじめについて考える日」という取り組みをしています。いじめを許さない学校・学級づくりを進めていくために、子ども達が自分自身に関わりのあることとしていじめ問題をとらえられるよう、授業や学級会などを通して指導をします。 「校長先生は、小学生の時に転校をしました。話すときのイントネーションが違ったんですね。国語で教科書を音読したときに、間違えずに読んでいるのに周りからクスクスと笑われたんです。校長先生はその時、すごくイヤな気持ちになりました」。児童朝会ではご自身の体験を交えて、子ども達にいじめのお話をされました。優しく語りかける校長先生のお話を、子ども達は真剣な表情で聞いていました。 またお話の中で、最近トラブルになることが多いスマホや、SNSの問題についてもふれられました。「教室では仲良しに見えているのに、お家に帰ってからSNSを使って仲間はずれにされている」という、苦しい思いをしている子が書いた作文が紹介されました。スマホは便利な道具ですが、見えにくい「いじめ」の関係を生み出すこともあります。スマホの使い方について子ども達にも考えてもらいたいし、周りにいる大人も気をつけておきたいですね。 2年生 「測ろう、ものさし名人!」2年生は算数で、竹のものさしを使った長さの測り方の学習をしています。 子ども達がふで箱に入れている定規には、目盛りと数値が書いてあります。しかし、ものさしには目盛りはあるけれど、数値がありません。小さな黒丸と、花を半分にしたような赤丸が、いくつか描いてあります。 担任の先生が、黒板に掲示した大きなものさしの絵を示しながら、長さの測り方を説明します。「黒丸は5cmのまとまりを、赤丸は10cmごとに描いてあります」。ものさしの上に数字は書かれていませんが、赤丸と黒丸をうまく使うことで長さを間違えずに読むことができます。 ものさし名人になった2年生の子ども達は、ハガキの大きさの縦と横の長さを上手に測ることができました。 3年生 「筆をつかっていろいろな線を書こう」3年生になってから新しく始まる学習があります。低学年は生活科ですが、3年生からは社会と理科の学習をします。そして国語の書写では、毛筆をつかって習字の練習をします。 毛筆というものを知っていたり、書かれた作品を見たりしたことはあっても、実際に筆を使って字を書いたことがある3年生は少ないことでしょう。子ども達はお家の方が用意してくださった習字セットを、いよいよ使える日が来てとてもワクワクしていました。 まず始めに、担任の先生と一緒に、硯や文鎮といった道具の名前や使い方を確認していきました。次は机の上の準備の仕方を聞いて、お手本のとおりに一つ一つ並べていきます。 そして、いよいよ筆に墨をつけて半紙に線を書きます。縦の線、横の線、グルグルうずまき、ジグザグジグザグ、くるんくるん。筆に墨をふくませる量や、筆を持つときの力の入れ方、腕を動かす速さなどで、線の感じが変わります。 3年生の子ども達は、毛筆で線を書く楽しさを十分に味わったのでしょう。初めて書いた作品をながめて、とっても満足そうでした。 4年生 「How is the weather?」毎週金曜日には外国人講師として、Richard先生が十三小学校に来校します。3年生から6年生の英語の授業に入って、子ども達に英語でコミュニケーションをとる楽しさを伝えてくださいます。 4年生の英語をのぞくと、お天気の伝え方について学習をしていました。英語の教科書に日本地図のイラストが描いてあり、Richard先生があちらこちらの地方を指しながら「How is the weather?」と尋ねます。子ども達は積極的に手を挙げて、「Cloudy!」や「Snowy!」と元気に答えていました。お天気に合わせて、帽子やシャツといった服装や持ち物に話題を広げて、いろいろな英単語も学習しました。 Richard先生が「Today is very hot!」と言うと、4年生の子ども達も「ほんま、めっちゃホットや!」と共感していました。 健康生活しらべを行います。ハンカチ・ティッシュはポケットに入っていますか? 爪は長く伸びていませんか? また、姿勢体操も行います。1年生は初めてですね。今日は、健康委員会の6年生が、1年生に姿勢体操を教えにいってくれました。背筋が伸びて、気持ちよかったですね。 |