心が痛くならないウソってある?
2月22日 全校朝会
先週の放送集会で、ウソをついてしまうと自分の心に引っ掛かりができて、いやな気持になる、というお話をしました。でも、中にはウソをついても気にしなくていい場合もあります。どんな場合でしょう? ある小説家は小学生の時、学校の先生から「あなたはウソばかりついているから、大人になったら政治家か小説家になりなさい」と言われたそうです。本当かウソかはわかりませんが、この人はその言葉にも影響されて小説家を目指したそうです。小説家というのは物語を作る人のことですね。物語は実際の出来事に基づいて作る場合もあります。でも、全部が事実なら、物語・小説とは言いません。書いた人が頭の中で組み立てたお話ですから、事実とは違い、作者はウソをついていることになります。でも、だれも傷つけず、むしろ楽しみます。こわい話であっても、好きな人はどんどん読んでいってしまいます。小説家のことをウソつきだと責める人もいません。物語はウソであっても構わないのです。始めからみんなが分かっているからです。 少し前、1年生みんなが授業でお話を作っていました。大冒険があったり人助けがあったり、一人一人違ったストーリーがありました。読んだ人、聞いた人も楽しんでいて、私も上手に作っているなあと感心しました。 「これは作り話なんです」とみんなが知っていれば、作った人はウソつきにはなりませんし、他の人も自分自身もいい気分になれることもあるんですね。 ・大阪市青少年読書感想文コンクールで入賞した人たちに賞状を伝達しました。 理科(光電池の実験)(6年生)手まわし発電機の学習中です。 光電池の実験をしています。 いろいろな工夫をして、太陽の光を集めています。 なぜウソをついてはいけないの?
2月15日 放送朝会
「ウソをついてはいけません」と、おうちでも学校でもよく言われますよね。先日の朝会でも、心の中の鬼の話として悪い鬼、弱い鬼の例として「ウソをつくこと」をあげました。では、なぜ、ウソをついてはいけないのでしょう。誰かを傷つけたり、裏切ったりすることになるから。それもありますし、大切な考えとして忘れてはいけません。「ピーターと狼」のお話のように、他の人に信用されなくなるから。何度もウソをついていたら、きっとそうなりますね。結局、自分が痛い目にあうことになる。 皆さんはウソをついたことがありますか? 私は経験ありますが、ウソをついてしまうと、自分が嫌な気持ちになってしまいます。正直に言えなかったことや、言い逃れでウソをついたことは、永い間心の中で引っかかってしまいます。しかも、一つウソをつくと、それに合わせるために、いくつもウソを重ねてしまうことにもなります。ウソをつけばつくほど心が痛くなって、ものすごく気分が重くなってしまいます。 こんな気持ちを防ぐためにも、ウソをつかないようにしたいものです。 体育実技研修会放課後午後4時より、校内体育実技研修会(教員)を行いました。 平安山先生による「走り方」についての研修です。 太腿(ふともも)を高く上げるトレーニングや手の振り方、ダッシュについて学び、みんな生徒になったつもりで思いっきり走りました。 「走るのが速くなったような気がする!」とみんなの感想です。 鬼は自分の心に、では福は?
2月8日 児童朝会
先週の放送朝会で「ほけんだより」に載っていたお話のことを取りあげました。「ほけんだより」、読みましたか? 豆まきに登場する鬼についてはいろんな考え方があって、自分の心の中にもいるし、悪い鬼ばかりじゃない。本当に悪い鬼なんていないかもしれない‥‥‥‥といったお話でした。鬼が自分の心の中にいるのだとしたら、「福」はどこにあるのでしょう。「福はーうち!」と言って自分のほうに来させようとするのだから、自分の周りにいることになりますね。皆さんにとって、「福」ってなんでしょう。たとえば今、自分の周りを見渡せば、たくさんのお友達がいますね。お友達が「福」だとすれば、皆さん自身も、誰かの「福」になれることになります。「福」は助けてくれたり、支えてくれたりして、人を幸せにすることができます。皆さんは周りの人たちに助けてもらうことができるし、自分がだれかを助けることもできます。誰もが「福」を持っているのですね。 ・歯と口の健康推進優良校の表彰状を、児童を代表して児童会保健委員長さんに受け取ってもらいました。 |