本日の献立/2月18日(木)・キャベツとピーマンの炒めもの ・卵スープ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 724kcal、たんぱく質 31.1g、脂質 19.1g ☆おこわ(御強)☆ 昔は、うるち米、もち米、どちらの米も蒸したものは堅いという意味から「強飯(こわいい)」、十分水を加えて柔らかく炊いた米は「姫飯(ひめいい)」と呼んでいたようですが、江戸時代のころになるとうるち米は水を加えて炊くのが一般的になり、これを「飯(めし、はん)」と呼び、もち米を蒸したものを強飯、またはこれに「お」をつけて短くし、「おこわ」というようになったようです。現在では、蒸しても炊いても、もち米のみ、またはうるち米にもち米を加えたものも「おこわ」というようになっています。もち米を使用することで、独特の食感と甘みが加わります。 今日の給食では、もち米に、焼き豚、くり、しいたけ、水、調味料を加えてバットに入れ、スチームコンベクションオーブンを使って蒸し焼きにし、中華風のおこわにしています。 第72回卒業証書授与式のご案内
先週に配付させていただいておりましたが、問い合わせが数件ありましたので、掲載しておきます。よろしくお願い申しあげます。
第72回卒業証書授与式のご案内 ← こちらをご覧ください。 3年生公立高校特別選抜入試3年生の皆さん、頑張ってください。 学校の玄関に植えてある梅が開花してきています。 3年生も15歳の春には自分の可能性を開花させてください。 1・2年生は新年度に向けた準備の3学期にしてくださいね。 本日の献立/2月17日(水)・まる天と野菜のうま煮 ・焼きのり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 760kcal、たんぱく質 31.5g、脂質 22.7g ☆まる天☆ まる天は、魚肉練り製品の「かまぼこ」のうち、「揚げかまぼこ」に分類されるものです。揚げかまぼこの発祥地とされる鹿児島では「つけ揚げ」、関西では「てんぷら」、関東や東北では「さつま揚げ」などと呼ばれています。揚げかまぼこの歴史は、江戸時代にさかのぼり、アメリカから帰国した「ジョン万次郎」を保護したといわれる薩摩藩28代当主「島津斉彬(しまづなりあきら/1809〜1858)」の時代、1850年代になって琉球との交流が深まり、中国料理での「揚げる」という技法が伝わり、古来のかまぼこづくり製法に加わって揚げかまぼこができたといわれています。その後、島津藩による品質向上の奨励によって、次第に専門店も増え、全国に広まったようです。 原料には、一般的にイワシ、アジ、スケトウダラなどの冷凍すり身のほか、各地で水揚げされるエソ、グチなど鮮度の良い生鮮魚も使われます。これらのすり身に味つけし、角型、楕円型、小判型などに成形し、油で揚げてつくっています。その他にも、タマネギやニンジン、ゴボウなどを加えた「野菜てんぷら」や「ごぼう巻き」、「いか巻き」、卵が丸ごと入った「ばくだん」と呼ばれるものなど、いろいろなものがつくられています。 今日のまる天は、スケトウダラ、イトヨリを原材料として、小さめの丸形にしたものです。 本日の献立/2月16日(火)・キャベツのひじきドレッシング ・みかん(缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 889kcal、たんぱく質 27.0g、脂質 25.0g ☆ひじき(鹿尾菜)☆ ヒジキはおよそ1万年前の縄文時代遺跡からも見つかっており、かなり古くから利用されていたと考えられます。平安時代の「延喜式(えんぎしき/927年)」や「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう/934年)」、「伊勢物語」などには、「鹿尾菜」、「六味菜」の名で記載されています。 北海道南部から南西諸島にかけて、波の荒い岩礁上の低潮線付近に生える海藻で、夏の終わりから秋にかけて芽を出し、春になると急に伸びだします。夏になると硬くなってしまうので、3〜4月ごろの柔らかいうちに収穫します。生のままでは渋味も多く、有害な成分も含まれるので、鉄の釜で数時間かけて水煮して灰汁(あく)を抜き、乾燥させます。料理に使用するときは水で戻して使います。「生ひじき」として販売されているものもありますが、実際は生ではなく乾燥ヒジキを蒸したものです。料理するときは、油で炒めるなど、油とともに使うと、調味料の吸収が良くなり、風味も増します。 栄養面では、カルシウム、鉄、カリウム、ヨウ素などのミネラル成分や、食物繊維も豊富に含まれていますので、健康面でも期待される食品です。ただし、昔から海藻類を食べると髪の毛が濃くなると言い伝えられていますが、残念ながら実際にはあまり効果がないようです。 今日の給食では、からいりしたひじきを砂糖、塩、酢、しょうゆ、綿実油と合わせてドレッシングをつくり、キャベツにあえています。 |