大阪市教育委員会 教育長からのメッセージ
教育委員会では、自立した個人として自己を確立し、多様化し激しく変化する社会の中で「生き抜く力」を備え、未来を切り拓く心豊かな子どもたちをはぐくむことを目標に、様々な教育を行って おります 。
現在、新型コロナウイルス感染症の拡大やその長期化の影響もあり、社会不安が募る中、過度のストレスにより心が不安定になったり、睡眠や食欲に影響が出たりするなど、子どもたちの心身のケアが大きな課題となっています。 また、警察庁及び厚生労働省からの発表によりますと、この10 年 間 減少を続けていた自殺者数が、令和2年は増加に転じています。とりわけ 10 歳から 19 歳においては、この 10 年間減少しておらず、令和2年はさらに増加しております。 「子どもの権利条約」が1989 年に 国際連合で採択されてから 30 年 以上 、日本が批准して 25 年以上が経過し ています 。教育委員会としましては、子どもの明るい未来に向けて、 改めてまわりの子どもたちを取り巻く大人たちが連携し、このような昨今の厳しい状況に お かれている子どもたちを見守り、支えながら、しっかりと「生き抜く力」を育んでまいりたいと考えております。そのような思いで、教育長より、本市の子どもたちに向け、メッセージを送ります。 学校、保護者及び地域の皆様方のご理解とご協力のもと、子どもたち一人ひとりに届けていただければ幸いです。 ⇒ 教育長からのメッセージ 2月12日(金)きびなごてんぷら・一口がんもとじゃがいもの煮もの・ブロッコリーの ごまあえ・ご飯・牛乳です。 きびなごは、体の横に銀色と青色の帯のような模様があります。 鹿児島県南部では、帯のことをキビということから、「帯(きび)の小 魚(なご)」から「きびなご」と呼ばれるようになったといわれて います。 今日の給食では、てんぷらにしていただきました。 2月10日(水)豚肉のオイスターソース焼き・あつあげとだいこんの中華煮・デコポン・大型コッペパン・牛乳です。 「デコポン」の主な産地は、熊本県、愛媛県、広島県、和歌山県などです。熊本県宇土郡不知火町に穂木が最初に持ち込まれて栽培されたことから「不知火(しらぬひ)」という名前がつき、そのうち一定の基準を満たしたものだけがデコポンという名前で流通しています。 デコポンは露地栽培のものとハウス栽培のもので収穫の時期が少し違います。ハウス栽培のものは年末から1月中に収穫されます。露地栽培のものは2月下旬から4月上旬にかけて旬を迎えます。 2月9日(火)すき焼き煮(近江牛)・きゅうりのゆずの香あえ・ツナっ葉いため・ ご飯・牛乳です。 だいこん葉は緑黄色野菜のひとつで、鉄やカルシウム、ビタミンC、 カロテンなどの栄養素が多く含まれています。 給食では、乾燥させただいこん葉を水で戻して使用しています。 ツナっ葉いためは、だいこん葉とツナ缶を使用した、手作りの ふりかけです。 2月8日(月)泉だこのやわらか煮・みそ汁・こまつなの煮びたし・ご飯・牛乳です。 「泉だこ」は、大阪湾の泉州沖でとれるマダコです。大阪湾は、たこのえさになるエビやカニなどが豊富で、潮の流れがおだやかなため、やわらかくておいしいたこが育ちます。 たこをとる方法には、「たこつぼ漁」や「底引き網漁」などがあります。 |