3号館解体工事(11月19日)午後
午後には、大屋根の半分(グラウンド側)が撤去されたことで、講堂内部に光がさして状況がわかるようになってきました。天井のアングルも舞台もよく見えます。
多くの卒業生に思い出を作ってくれた、3号館の最後の姿が浮かび上がってきたようです。 もう一台の重機は、コンクリート片の破砕と屋根材を折りたたんでまとめる作業に精を出していました。 3号館解体工事(11月19日)
晩秋とは思えなあたたかな日が続き、本日も解体工事は滞りなく進んでいます。
内部の床や壁がどんどん解体されて落下し、粉塵と化しています。作業員さんたちの懸命な放水作業が終日続いています。屋上の金属製の屋根材もはがされていきます。 難敵であった、耐震補強工事で組み込まれた、H形鋼材もついに切断され、短い鋼材として撤去されつつあります。 3号館解体工事(11月19日)朝2
内部は大きなドームのようで、解体途中の壁面や柱がむき出しで、爆撃でもあったかのように見えます。地面にはおびただしいコンクリート片が、大小さまざまな大きなになって積みあがっていました。
天井の梁から太くて長い柱が宙づりになっていました。 3号館解体工事(11月19日)朝1
本日の始業前に工事現場の許可を得て、遠目に作業現場の様子を見せていただきました。
重機が想像以上に高い位置で作業をしておりびっくりです。重機が建物を揺さぶるときに、地面が揺れるのを防ぐために、がれきの上にのっての作業かなと、勝手に考えていました。 1階の教室から講堂のあった3階まで吹き抜けになっていました。屋外から教室内部を見たり講堂の天井を見ることは、通常見ることのない不思議な世界観を体験してきました。 3号館解体工事(11月18日)3
作業は急ピッチで進み、午後にはグラウンド側壁面のかなりの面積が解体となりました。
コンクリートの壁や柱は落下して地面に落ちたときには、大きな音とともに粉塵を巻き上げて、辺りはもうもうとしていました。 夕刻には、十数年前に行われた耐震補強工事で設置された、H型鋼の縦て横斜めに組み合わさった白い鋼材がよく目立っていました。 |
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