今回の校長室の窓は、学校教育アンケートの分析から、「家庭と学校の信頼関係」がとても大切であることについて述べます。
上記は、昨年度と今年度の学校教育アンケートの比較表を、一部抜粋したものです。「家庭と学校の信頼関係」という視点で、6つの質問項目をピックアップしました。
2 学校は、保護者の意見や願いを積極的に受け止めて、教育活動を進めている。
5 学校は、子どもどうしのトラブルに対し適切な取り組みを行っている。
25 先生は、子どもの気持ちを理解しようとしている。
26 先生は、子どものことについての相談に適切に応じている。
これらの質問項目は、上記の表の結果にもあるように、肯定的な評価の割合が増えています。さらに言えば、「そう思う」という最も高い肯定的な評価の割合が、どの項目も50%を超えました。
なぜ、そのような高い評価をいただいたのでしょうか。
19 お子さんは、学校のできごとを進んで話している。
15 お子さんに、気になる様子がみられたら、先生に知らせるようにしている。
この2つの質問項目も、肯定的な評価の割合が、昨年度よりも高まっています。「そう思う」という最も高い肯定的な評価の割合は、10%以上も上がっています。これは、保護者の方が、ご家庭で子どもたちの話をしっかりと受けとけ、気になることがあれば、学校に連絡をしていただいていることを示しています。
そのように、ご家庭から様々な連絡をいただくことで、
2 学校は、保護者の意見や願いを積極的に受け止めて、教育活動を進め、
5 学校は、子どもどうしのトラブルに対し適切な取り組みを行うことができ、
25 先生は、子どもの気持ちを理解しようとすることができ、
26 先生は、子どものことについての相談に適切に応じることができます。
これらの結果は、「家庭と学校の信頼関係の賜物である」と考えています。改めて、校長よりお礼申しげますとともに、今後とも、北津守小学校への温かいご支援と積極的なご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。
次回の校長室の窓は、「家庭と学校が連携した学力向上に向けて」〜学校教育アンケートの分析〜です。
12月22日(火)の配信予定です。