チームビルディング2(中学部)
12月17日にアップした記事でも紹介しましたが、本校では年間2回、彦根スカイアドベンチャーのスタッフのみなさんをファシリテーターとしてお招きして、『チームビルディング』研修を生徒のみんなに体験してもらっています。そして、今年2回目の『チームビルディング』研修は、2月初頭に実施予定でした。ところが、ご存じのとおりその時期は2度目の緊急事態宣言の真っ最中ということで、実施は“無期延期”となっていました。
ですが、子どもたちがこの『チームビルディング』自体や、『チームビルディング』を指導してくださるファシリテーターのみなさんと再会できることをめちゃくちゃ楽しみにしていたため、なんとか、その希望を叶えてやれないかということで、彦根スカイアドベンチャー側と学校側で必死の日程調整を行った結果、なんとか先週木曜日に2回目の体験を実施することができました。 卒業式はもうすんでしまっていたということで、残念ながら3年生は参加することができませんでしたが、1・2年生については、前回よりも、さらに発展的な内容の体験となり、結果、生徒のみんなは… 大満足!! 端から見て、『あれは、難しいやろぉ〜』とか『さすがに普通の中学生にはちょっと無理ちゃう?』と思うような、かなり難易度の高いアクティビティもあったのですが、普段にもまして、そして前回以上に、1・2年生ともにみんなで声を掛け合って協力しながら工夫し、見事に次々と成功させていきました!! そして、すべての活動が終わった時には、大きな満足感と達成感、さらに、それぞれに大きな学びも得たようで、そのあたりは取り組みのあとに書いてもらった感想にもよく表されていました。 体験するたびに、生徒のみんなの、個人・集団両面での成長が感じられる『チームビルディング』。来年度も実施できれば、さらに成長した姿が見られるのではないかと思うと、今からもう楽しみです!! ☆以下、生徒の感想より ・今日のチームビルディングが終わった時に、「もう少しで中3になるから年下の子たちを引っ張っていける力とみんなで協力する力」がとても大切なことだと気づけました。 ・1つ1つのゲームにとても深い意味がいっぱいあって、ブルーシートのゲームとかでは「これから人生でこんな場面あるなぁー」とか色々と想像して、体験できました。 ・ブルーシートの時に焦ってしまってチャンスを無駄にしてしまった時に思ったのが、「これからいっぱい焦る事もあると思うけど、そういう時ほど冷静を心がけないといけないな」と思いました。 ・頑張れば頑張るほど成功した時の喜びが大きいなと思いました。 ・2年生のみんなは、誰が失敗しても責めないで、しかも励ましたり、アドバイスをしたりしていたので、とてもすごいと思いました。 ・色々なことをして前できてなかったのに、今回はできてうれしかったです。みんなで協力して「こういうのがチームビルディングなんだなぁ」と終わってからわかりました。 ・クラスみんなが一人一人まわりを見れる力が素晴らしいなと思いました。気づいた人が声をかけたり、自分から発信したりする事ができていて素晴らしいなと思いました。 ・自分のまわりに困っている人がいたり、悩んでいる人がいたら声をかけてあげたり、まわりを見ながら行動できたらよりすごい事だなと思ったので、まわりを見て行動できるようにがんばっていきたいと思いました。 令和2年度最後の日(小学部)
3月24日(水)、令和2年度最後の日が訪れました。
1年生から5年生まで、最後の授業を行った後、中学部と合同で修了式が行われました。 5年生の代表児童が修了証を受け取り、無事に1年間が終わりました。 その後、漢字チャレンジや算数チャレンジの活動でのがんばりの表彰状をもらい、嬉しそうな表情であふれました。 ある教室では、黒板いっぱいに1年間の感謝の気持ちやメッセージを描いていました。 「終わり良ければ総て良し」というように、最後にこれだけ穏やかで楽しい雰囲気で終われるというのが何よりも素敵なことだなと感じます。 1年間、本当にありがとうございました。 地獄の!?調理実習!!(中学部)
『地獄って…どういうこと???』と思われるかもしれませんが、それはひとまず気にせずに…今週水曜日は、1年生の家庭科の調理実習の日でした。
1年生は、かなり前から今回の調理実習をめちゃくちゃ楽しみにしていて、おそらく前日の夜は、みなさんもきっと経験済みの、あの“遠足前日の夜”状態。『あ〜、明日、楽しみすぎて寝られへ〜ん!!』という、アレです!!(笑) もちろん、コロナのことがあるので、衛生管理は万全に実施しました。生徒のみんながあまりに楽しみにしすぎていたので、『落ち着いてちゃんと調理できるかな…』『興奮しすぎてハチャメチャなことになったりせえへんかな…』と心配したほどなのですが、いざ調理が開始されると… みんな、実にすばらしい動きをするではありませんか!!各グループごとに、誰に指示されるでもなく互いに協力して、全員がとにかくテキパキと動き、結果、次々と料理が完成!! メニューは、ご飯・鮭のムニエル・豚汁・フルーツポンチの4点で、ボリュームもかなりのものだったのですが、予定していた時間どおりに見事な出来映えで完成!! しかも、さらに素晴らしいことに、調理が済むと同時に、なんと調理道具の片付けも完璧に済んでいる状態!! 家庭で料理する時も、これってなかなか難しいと思うのですが、生徒たちは臨機応変な判断で見事な連携プレーを見せてくれ、手の空いてる生徒が次から次へと自主的に洗い物をしてくれていました。 で、調理完了後はすぐに担任の先生方も一緒になって『いただきま〜す!!』 そして、その味はどうだったかというと… これが、なんと地獄!!あまりにマズすぎて… な、わけありませ〜ん!!味付けもばっちりで、とにかくめちゃくちゃうまい!!そして、うますぎて、地獄でした。どういう意味かというと、ただでさえめちゃくちゃおいしい味付けで調理できたうえに、その分量がかなりのボリュームだったため、みんな、食べる、食べる、食べる!!あまりにおいしすぎて、とにかく食べる!! で、結果食べ過ぎて、そして、その直後の授業は…よりによって体育!!以前にお伝えしたとおり、『Let’s ラグビー!!』だったのですが、『お腹、パンパン…』状態で、張り切ってラグビーしてしまったので…(あとはご想像におまかせします(笑)) ということで、あまりにうまくいきすぎて、ある意味“地獄”を見てしまった調理実習でした!! 卒業を祝う会(小学部)
3月19日(金)、小学部では「卒業を祝う会」を行いました。
先日、12日に卒業式を行いましたが、 大阪市立の小学校の卒業式の日にあわせて、小学部全員で6年生をお祝いしました。 この日まで、児童会を中心に準備や練習を行ってきました。 「はじめのことば」や「お祝いのことば」、そして司会進行の台本を作ったり、 祝う会全体の演出を考えたり、6年生を気持ちよく送り出したいという気持ちで、取り組んできました。 前日18日には、在校生全員でお祝いのケーキづくりをしました。 上級生が下級生のフォローをしながらバナナとチョコレートのパウンドケーキをつくりました。 さて、本番。 在校生が作ったアーチをくぐって6年生が入場し、 児童会から「お祝いのことば」を送りました。 卒業生からは、「お礼のビデオ」を見せていただきました。 次に、お楽しみのティータイム。 静かに黙って食べなければいけないので、シーーーーーンとしていましたが、 目や表情で、「おいしいーーーーーーーーー!!!!!」と表現していました。 ティータイムのあとは集会委員会によるお笑いライブ。 みんなお腹を抱えて大笑いしました。 最後にみんなで「ジャストワン」という2019年のドイツのボードゲーム大賞に輝いたゲームをしました。 あっという間に時間は過ぎ去り、卒業生がアーチをくぐって退場していきました。 6年生のみなさん、改めて、ご卒業おめでとうございます。 輝く未来に向けて、まっすぐにつき進んでいってくださいね!! また会える日を楽しみにしています。 少し寂しい全校集会この時期になると日本国民が考えなければならないことがあります。そう、「命の大切さ」です。先週の木曜日3月11日は東日本大震災があった日です。あの大震災から10年という節目の年を迎えました。10年前、卒業式当日に津波に飲み込まれて亡くなった中学生がたくさんいます。また、式目前で震災が起こり、卒業式を行うことさえできなかった学校、経験できずに亡くなった中学生もいます。 先週金曜日、我々が生徒たちの素晴らしい卒業式を目にできたことも幸せなことです。生きている人には多くの可能性が秘められています。もしかしたら、自分でもまだ気が付いていない素晴らしい才能の蕾が今後開花していくかもしれません。命がなくなると、そういった全ての可能性が0になってしまいます。今、生かされている命に感謝して1日1日悔いなく過ごしてほしいと校長先生からお話がありました。 |