研究教科は算数。
今年度は、計算領域の学力(基礎基本)の定着・向上を目指しています。
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原理原則を理解することは、大人にとっても簡単なことではありません。
私たち大人は、いつの間にかできるようになっているとおもっていますが、
必ず誰かに習って「わかるように・できるように」なっています。
そして、更に難しいのは、理解したことを教えることです。
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全教員参加の今回の研修の目標は、四則計算の原理原則を確認することですが、この研修は、シリーズとして継続して実施していきます。
子どもたちに教えるときに、あの手この手で、言い方を変えたり、手法を変えたりすると、子どもたちに混乱を与えてしまう可能性を排除できません。
もし、原理原則がわからなくなってしまい、ただ計算ができるだけという状態になると、算数から数学へ進んでいくことが難しくなります。
具体から抽象へ、そして より高度なイメージへ・・・
私たちは、どのような算数らしい言葉(見方・考え方)で教えるべきか、共通言語を持ち得るのか、研究が始まりました。
(写真:学力向上部長が研修会を推進しています)