75期1年生 クラス対抗百人一首大会 其の三「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」 <詠み人:紫式部> <意味:久しぶりに会えたのに、見たかどうかもわからないくらいに雲に隠れてしまう夜更けの月のように、あなたも、あっという間に帰ってしまいましたね。> 今年度を振り返れば、4月に緊急事態宣言が発令され、6月にようやく学校が通常通り再開されました。 その後は様々な行事や取り組みがたくさんありましたが、慌ただしく毎日が過ぎて行き、あっという間に中学校生活の3分の1が終わってしまいました。 ようやくまとまったクラスも25日の修了式で解散し、今年度はまさに、先に詠んだ句のような1年だったように思います。それでも、修了式後の学級活動では、担任からの言葉を聞いて目に涙を浮かべてくれる生徒もおり、教職員としては本当にうれしく思います。 75期生の保護者の皆様には、本校の教育活動にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。新クラスとなりますが、子どもたちが来年度末に「良い1年だった」と再び思ってもらえるように、精一杯努めていきたいと思います。来年度も引き続きよろしくお願い致します。 75期1年生 クラス対抗百人一首大会 其のニ学年教員が生演奏する「さくらさくら」。そんなお琴の優しい音色に包まれた格技室に、畳を叩く音が響きます。その直後に、狙っていた札が取れたのか、「よっしゃー!」と元気な声が聞こえる一方で、逆に取られた方からは、「あ〜。」と何とも言えない悔しさを滲ませる声が聞こえました。 次々に詠まれるため、安堵する間もほとんどないままに次の句に備えます。 一句一句に一喜一憂しながらも、切り替えて次の札を狙う目は真剣そのもの。 一札ひと札集中力を切らさずに、時には静かに、時にはダイナミックに、札を取っていました。 75期1年生 クラス対抗百人一首大会 其の一3月23日、75期1年生最後の学年行事、クラス対抗百人一首大会を行いました。 これまでの国語の授業で必死に練習を重ねた成果を発揮する時です。 今回の大会は、各クラスで3〜4人のチームを10個作り、そのグループで協力して札を取っていきます。 これまでの授業で練習を兼ねて、各クラスで予選を行っており、クラス対抗戦の今回は、各クラスの同順位対決と1位と2位、3位と4位…対決の2試合を行いました。 1年生 球技大会(バスケットボール) 其の三閉会式では、当初の予定にはありませんでしたが、急遽主催する体育委員より一言ずつ感想を述べてもらいました。つまりながらもしっかりと感想や今後の抱負を述べる姿に、またそれをしっかりと聞いて温かい拍手を送る姿に、この1年間の子どもたちの成長を感じました。 男子優勝は1組のチーム、女子優勝は2組のチーム、総合優勝は1組となり、MVPは2組の女子生徒、応援賞には1組の男子生徒がそれぞれ選ばれました。 1年生 球技大会(バスケットボール) 其の二コロナ禍で様々な行事や催し物が中止される中、感染症対策を十分に取った上で今回の球技大会を開催いたしました。マスクの着用は、観戦中は必着で、プレー中は自由としましたが、マスクをしながらのバスケットボールはやはりハードだったようです。 他にも制限がある中ではありましたが、生徒たちの楽しそうにプレーをする姿を見ると、多少苦労が増えても、どんな形でも、球技大会を開催できて本当に良かったと思います。 |