修了式(3/24)この「コロナ」は私たちに何をもたらしたのでしょうか? 「コロナ」で見えたものは、「心」です。 最初は「コロナ」がどんなものかわからないという「恐怖」・「不安」を与えました。 次に「恐怖」から「自粛警察」が生まれます。「過剰防衛反応」です。 「恐怖」や「不安」は人間から冷静な判断を奪います。一方で「心の器」の大きな人は「平常心」を保ちます。 また「今できることをやる」と思える人も「恐怖」や「不安」から早く脱却できます。 「心の器」は人それぞれですから「行動」することで「恐怖」や「不安」を和らげましょう。 昨年4月の緊急事態宣言では、危機感から人出も減りましたが今年1月の緊急事態宣言では昨年より人出が多い状況が続きました。「慣れ」です。少しずつ「コロナ」のことがわかったことで無責任な「油断」が起こっています。 自分が守っているのは自分だけではないという意識が大切です。気を付けていても罹患することはあります。しかし、気を付けるべきことを行うことは義務だと思います。 ここで東日本大震災のあとテレビで流れていた詩を紹介します。 「行為の意味」 宮澤章二 ――― あなたの〈こころ〉はどんな形ですかと ひとに聞かれても答えようがない 自分にも他人にも〈こころ〉は見えない けれどほんとうに見えないのであろうか 確かに〈こころ〉はだれにも見えない けれど〈こころづかい〉は見えるのだ それは人に対する積極的な行為だから 同じように胸の中の〈思い〉は見えない けれど〈思いやり〉はだれにでも見える それも人に対する積極的な行為なのだから あたたかい心があたたかい行為になり やさしい思いがやさしい行為になるとき 〈心〉も〈思い〉も初めて美しく生きる ――― それは人が人として生きることだ この一年間、皆さんは「コロナ」に対し本当によく頑張ってきました。これは大切「心」がちゃんと育まれているということです。 来年度も「コロナ」禍は続くと思われます。今年度同様、「不安」に打ち勝ち、楽しい学校生活を送っていきましょう。 オンライン授業20分間、普段とは違う形での授業でしたので、 先生方もいろいろな工夫をされていました。 ネット機器普及しているので、オンラインという状況が当たり前になってきている世の中ですが、改めて、教室で皆の顔を見て授業をすることの大切さを実感できた日でした。 全校集会(3/22)
今年度最後の全校集会です。
はじめて中庭で行いました。放送でもよく聞いてくれていますが、反応を感じながら話することの大切さを改めて感じました。来年度はできれば生徒を前に行いたいものです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 今日の話は「自信」についてです。 「自信がある。」「自信がない。」などよく使う言葉ですが、どんな意味か調べてみました。 自信:自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心。 ならば、「自信がある。」は自分の価値・能力を信じているということになり、「自信がない。」は自分の価値・能力を信じていないということにならないでしょうか? プロ野球の一流選手は打率3割、NBAのスーパースターでもフィールドゴールの確率が5割強というところでしょうか?でも彼らは自信をもってプレーしています。 関西学院大学アメフト部では「堂々と勝ち、堂々と負けよ」(カールー・ダイム)という詩を大切な試合前には朗読するそうです。勝ち負けより大切なものがあるということです。 何かを始めるとき、未来は決まっていません。絶対成功するなんてことはありません。また、絶対失敗するということだってありません。 だからこそ、自分の価値・能力を信じて挑戦してください。 1年生SDR(ソーシャルディスタンスレクレーション)大会この状況のなかでも皆で楽しめるレクレーション大会です。 音楽に乗りながらの万歩計フリフリ、紙コップでの高いタワー作り、瞬間記憶力ゲーム、ある人気番組をモチーフにしたフリスビーでの的当てゲーム、最後は学級旗でボールキャッチなど、競技を参加していなくても見ている人も楽しめる競技ばかりでした。 得点表ではこの状況をモチーフに、担任の先生の写真に得点マスクを貼るというユニークなものでした。 生徒たちをはじめ、見ている先生たちも楽しそうで、体育館が笑顔で溢れていました。 この大会をする上で、学年の先生だけでなく、沢山の人がご協力してくれました。 その感謝の気持ちをあと1週間のあいだで、色んな形で返していきましょうね。 植樹式学校のハナミズキは赤色の花が咲くそうです。今から楽しみです。 ハナミズキからは中庭がよく見えます。集会などこれから茨田中学校の生徒を長く見守ってくれると思います。 皆さん大切にしてください。 |
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