「感染者数が1万人を超えました…」
「集団感染が…」「休業補償が…」
「商店街やスーパーに人が…」「パチンコ店に…」
朝からずっとテレビをつけていると、いろんな情報が流れてきます。このような状況ですから、私たち大人はある程度の情報は必要です。しかし、子どもは認知的にも、情緒的にも発達途中段階ですから、ニュース、特に映像の中の出来事を見て、より不安や恐怖を増強することがあります。過度な心配は、体の抵抗力を落とし、風邪やウイルスに対して戦う力が弱くなります。心と体はつながっています。心がしんどくなるような情報は「見ない」「子どもには見せない」という選択肢も必要かもしれません。⇒
登校開始後の児童・保護者のケアのために
また、保護者のみなさまも在宅勤務や外出自粛となり、人と会って話す機会が減ったことで、ホルモン分泌が低下し、不眠や倦怠感、食欲不振、イライラが増えるなどの症状が起こる可能性があります。朝に日光を浴びる、歩く・階段を上るといった規則正しいリズムを繰り返す運動をする、親しい人と電話でコミュニケーションをとる、バナナなど心を安定させるセロトニン生成に必要な栄養素を含む物を食べるなどが必要なようです。保護者のみなさまも心と体はつながっています。お気をつけください。
今週も子どもたちの心に寄り添っていただき、ありがとうございました。週末になります。朝早い時間に家族で散歩してみる、一緒にクッキーを焼いてみる、「人生ゲーム」や「黒ひげ危機一髪」を久しぶりにしてみる、など少しでも家族で心が落ち着けるような時間を取っていただきますよう、よろしくお願いいたします。