第76回入学式 5
入学式の様子です。
第76回入学式 4
入学式の様子です。
第76回入学式 3
校長先生からの式辞です。
式 辞 73名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。 3月末から新型コロナウイルス感染者数が再び急増し、現在大阪では「まん延防止等重点措置」がとられています。このような緊急事態のなか、入学式が挙行できたことを大変嬉しく思います。まだこの先、いつ沈静化していくのか、わからない不安な状況ですが、今は一人ひとりが感染予防対策を、確実にしていくことが大切です。それが自分の命だけではなく、他の人の命を守ることにもつながり、社会の一員としての役割を果たすことになることを理解し、責任ある行動をとってほしいと思います。 さて、みなさんは、今日から長吉中学校76期生となります。これからいろいろな場面で、みなさんに話をすることがあります。私の話は、校長の授業だと思って聞いてください。ではみなさんとの最初の授業です。 中学校での三年間の生活は、小学校の時と比べるとあっという間に過ぎてしまいます。中学校生活を充実したものとするために、今日はみなさんに一つだけお願いををしたいと思います。 それは、「自分を大切にしてほしい」ということです。自分を大切にするということは、決して甘やかすことでも、自分勝手に生活することでもありません。自分自身を磨き輝かせながら、さらに伸ばしていくことです。 では、どのようなことが自分を大切にすることにつながっていくのか。四つのヒントをお話しします。 一つ目は、「自分を傷つけない」ということです。自分の体を傷つけることもそうですが、嘘をついたり、人をだましたり、嫌がらせをしたりする行為などは、たとえ誰にも気づかれなかったとしても、自分の記憶からは消すことができず、少しずつ自分の心に傷をつけていくことになります。どうか、自分の体も心も傷つけないようにしてください。 二つ目は、「自分に限界をつくらない」ということです。苦手だからそれはできないとか、もうこれ以上は無理だなど、自分の限界を自分で決めてしまうことがあるかもしれません。しかし、それでは、今はまだ気づかない自分の可能性に、自らふたを閉めてしまうことになります。苦しかったり、辛かったり、難しかったりしても、あきらめたり投げ出したりせずに、わかるようにできるようになろう、乗り越えよう、、、そんな気持ちで何事にも取り組んでみてください。 三つめは「自分以外を大切にする」ということです。私たちは日々、多くの人や物に支えられて生活しています。自分のことばかりにとらわれることなく、相手を認め思いやることを忘れないでください。自分と関わるさまざまな人や物に感謝して大切にすれば、間違いなく巡り巡って自分に返ってくるはずです。 最後に四つ目は「夢や希望を持つ」ということです。夢や希望を持つことで、さまざまなものに真剣に取り組めたり、一日一日に充実感が持てたりします。そして、今までならあきらめたり流されたりしていたことにも、立ち向かう勇気が生まれてくるはずです。 以上、この四つのヒント「自分を傷つけない」「自分に限界をつくらない」「自分以外を大切にする」「夢や希望を持つ」を意識しながら、自分を大切にし、仲間とともに自分を磨き成長させていく、そんな中学校生活になることを心から期待しています。 最後になりましたが、保護者のみなさま、改めましてお子さまのご入学おめでとうございます。本日から長吉中学校の生徒として約1000日間、お子さまをお預かりいたします。 思春期を迎える子どもたちにとって、中学校生活は将来しっかりとした社会人となるための準備期間でもあります。保護者の皆さまと緊密な連携を保ちながら、生徒一人ひとりを大切にし、本校で昨年度より掲げています長吉中生徒5原則「感謝できる生徒」「ふだん力を培う生徒」「役に立つことのできる生徒」「学ぶ楽しさを知る生徒」「本に親しむ生徒」の育成を目指すことで、『和』すなわち集団、『心』すなわち人、『力』すなわち生きる力・・・・「和・心・力 を育てる学校づくり」を教職員一丸となり、生徒たちとともに進めてまいる所存です。ご協力のほどよろしくお願いいたします。また、困ったことがあれば遠慮なくご相談ください。 それでは新入生のみなさん、今日から始まる中学校生活に向けて、バルセロナオリンピック柔道金メダリスト、古賀稔彦(としひこ)さんのことばを贈ります。「あきらめたら何も生まれない。1%の可能性でも見出そうと壁に向かった時こそ、自分の中に秘められていた新たな力が出てくる。」心を新たにして3年後すばらしい未来を手に入れてください。 以上で式辞といたします。 令和3年4月5日 大阪市立長吉中学校 校 長 浅埜 高司 第76回入学式 2
入学式の様子です。
第76回入学式
4/5(月)、第76回入学式が行われました。新入生73名が仲間入りしました。
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