今日の献立は「鶏肉のからあげ、中華スープ、チンゲンサイともやしの甘酢あえ、ごはん、牛乳」でした。
鶏肉には、もも、むね、ささみ、手羽、レバー、砂肝…などの部位があります。それぞれに違った魅力があるので、適した料理法があります。
ふだんの給食では、ももとむねを使っていますが、今日はよりおいしいからあげにするために「皮つきのもも」を使いました。
★もも…筋肉質のためにかみごたえがあり、うま味とこくもあって、一番よく使われる部位です。たんぱく質、脂質のほか、鉄もふくんでいます。
★かわ…脂質が多く、味も濃厚でうま味が強い部位です。高カロリーですが、コラーゲンも豊富です。いため物や煮物に使うと料理にこくが加わります。パリパリに焼いたり、揚げたりするとおいしいですね。
今日の給食では、95キログラムの皮つきもも肉に、しょうが、にんにく、塩、こしょうで下味をつけ、でんぷんをまぶして、2つの釜で100リットルのなたね油を使って揚げました。からりっと揚がり、生徒にも大好評でした。チンゲンサイともやしを合わせてさっぱりと仕上げた甘酢あえもからあげとの相性がよく、残食はほとんどありませんでした。