本日の献立/4月26日(月)・じゃこピーマン ・みそ汁 ・発酵乳 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 793kcal、たんぱく質 33.2g、脂質 17.8g ☆発酵乳☆ 発酵乳というのは、厚生労働省の「乳および乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」によって「乳またはこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌または酵母で発酵させ、糊状または液状にしたもの、またはこれらを凍結したもの」と定義されています。つまり一般に言うヨーグルトや飲むヨーグルトなどとして広く利用されているものです。 大阪市の給食では、どちらも発酵乳に定義されるものですが、糊状のハードタイプのものを「ヨーグルト」、液状にしたドリンクタイプのものを「発酵乳」として呼び方を使い分けています。 発酵乳の発祥は、チグリス・ユーフラテス川に挟まれた地域で、メソポタミア文明が生まれるもっと以前の紀元前8000年頃、牛や羊の飼育とともに、様々な乳製品や保存するための加工品の一つとして考え出されたといわれています。そして、そのすばらしい技術は全世界に広がり今もなお受け継がれて人々のために役立っています。 発酵乳は牛乳に含まれる栄養素が摂取できるというだけでなく、腸内の環境を整えるなどの様々な効果が期待されています。 本日の献立/4月23日(金)献立名 ・カレースープスパゲッティ ・キャベツのピクルス ・りんご(カット缶) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 886kcal、たんぱく質 33.8g、脂質 22.0g ☆キャベツ☆ キャベツは、ヨーロッパの地中海や大西洋沿岸が原産とされ、古代ギリシャ・ローマ人も食用としていた最古の野菜の一つで、世界で最もポピュラーな葉菜(ようさい)となっています。「キャベツ」という名は、頭の形をしたという意味ですが、もとの野生種は、結球しないものだったようです。これをケルト人がヨーロッパ各地に広め、その過程で花を食べるブロッコリーやカリフラワー、わき芽を食べる芽キャベツなどに分かれ、そして現在のような結球するキャベツが誕生したようです。日本に伝わったのは、江戸時代末期で、「甘藍(かんらん)」、「玉菜(たまな)」などと呼ばれ、明治時代から大正時代にかけて、「トンカツ」の流行とともに、キャベツの生食が急速に普及したそうです。 栄養面では、ビタミンCやカルシウムが豊富で、そのほか、胃炎や潰瘍の回復に効果があるといわれるビタミンUが含まれています。 今日の給食では、キャベツをスチームコンベクションオーブンで蒸して、砂糖、塩、ワインビネガー、薄口しょうゆで味つけし、ピクルスとして使用しています。 平中だより本日の献立/4月22日(木)・厚揚げのしょうゆだれかけ ・紅鮭そぼろ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 767kcal、たんぱく質 32.9g、脂質 16.3g ☆厚揚げ(あつあげ)☆ 厚揚げは、豆腐を厚めに切って油で揚げたもので、「生揚げ」とも言います。同じように豆腐を油で揚げた加工品として、「うす揚げ」もありますが、こちらの方は、原料の豆腐を専用に調整し、薄く切って揚げているので、あまり豆腐という感覚はありませんが、厚揚げの方は豆腐の状態をそのまま生かした加工品となります。 原料の豆腐を水切りし、用途に応じて様々な形に切り、180度くらいの高温の油で揚げてつくります。表面は脱水されてかたくなりますが、内部は変化せず、豆腐の状態を保ちます。このため、煮ものなどの料理に使用しても、形がくずれにくくなります。また、原料に絹こし豆腐を使用したものは、とくに「絹揚げ」ともいいます。 栄養面では、豆腐をそのまま加工したものなので、良質のたんぱく質を含み、カルシウムや鉄などのミネラル類も多く含んでいます。 今日の給食では、オーブンで焼いた厚揚げに、砂糖、みりん、しょうゆを合わせたタレをかけています。 理科の授業
ツツジを観察しました。柱頭がネバネバしていることや、おしべの中の花粉を確認することがで
きました。 |