【いじめについて考える日】5月15日
◯友だちの嫌がることをしない、
この言葉を覚えましょう。 いやだなと、思ったら「止めて」・・と言いましょう。「いや・やめて」と言われたら、止めましょう。友だちが「止めて」と言っているとき、友だちは、怒った顔をしていないかもしれません。ニコニコしているかも知れません。でも、本当にいやなのです。いやな顔をしながらいうと、嫌われるかも知れないから、普通の顔をしていることがあります。でも、やめてほしい気持ちは本当です。やめてほしいことを、わかってほしくて、一生懸命に言っています。 「やめて」と言われたら、すぐに止めましょう。 ◯「どっきりカメラ」という番組を校長先生は好きではありません。 理由は、「人が怖がったり、ショックを受けたり、いやがるのを見て喜ぶ」そんな内容だからです。人の心の中には、そんな部分もあるかもしれません。校長先生は、「いや、やめて」と言ってる怖そうな表情の人の顔は見たくありません。うれしくもありません。 でも、もし皆さんが「自分の心の中に、そういう気持ちがある」ことに気づくときがあったら、その気持ちを止める努力をしてほしいなと思います。 ◯私たちは、“人を思いやる”という素晴らしい言葉、想いを知っています。 「思い」とは「心の中の気持ち」や「相手に向かって動く感情」などをさし、「遣り」は「行かせる」という意味。 「心の中を相手に向ける」や「相手に感情を行かせる」というニュアンスから、「相手のことに親身になって気を配ること」を「思いやり」と言いいます。“思いやり”で心の中をいっぱいいっぱいにしましょう。 ◯最後に、一つ考えてみてほしいことがあります。 今、感染症が流行っています。少し想像してみてください。 もし、お友だちがPCR検査で陽性になったら、 「その子について、どんなふうに思いますか?」 その子が、登校してきたら、 「その子に、どんな声をかけますか?」 教室のみんなでいっしょに考えてみてください。 (いじめについて考える日・校長講話より) ![]() ![]()
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