20年前の6月8日、午前10時過ぎのことです。学校の安全神話があっけなく崩れ去りました。
児童殺傷事件が大阪教育大学附属池田小学校で起きたのです。
私は当時担任をしており、職員室のテレビで生中継を誰一人声を出すことなく、固唾を飲んで見入っていました。
しばらくして、当時の校長先生が、
「これで大きく学校が変わる・・・。」
とつぶやいていたことを毎年この日に思い出します。
以来、学校の正門は登校時間以外は固く閉じられ、インターホンが設置されました。保護者の方には入校許可証を首にかけてもらったり、入校時に受付にて名前を記入していただいたりしています。
また、教職員も毎年防犯訓練を実施したり、警察に直接つながる非常警報装置が設置されたりもしました。
全ては子ども達の、
『命一番』
『安心・安全』
のためです!
あらめて保護者、地域の皆さんへご理解ご協力ください!
事件事故を風化させないためにも、下記の当たり前を点検して、行動しましょう!
・登校時間を守りましょう!遅刻はやはり危険です!遅れる際、できるだけ子どもだけの登校は控え、保護者同伴でお願いします。
・首に入校許可証をかけてください。インターホンを活用してお名前、用件をはっきりとお伝えください。
・やむを得ず遅刻、欠席の際は必ず電話にてお知らせください。つながりにくい状況もあろうかとは思いますが、ご理解ご協力ください。
子ども達の命は、未来の希望であり、夢でもあります!学校だけでなく、保護者、地域の皆さんとともに守りましょう!