今日の給食は、5月5日のこどもの日にちなんだ行事献立「きんぴらちらし、すまし汁、ちまき、牛乳」でした。日本に昔から伝わる行事食を子どもたちにもしっかりと伝えていきたいというねらいで「こどもの日の行事献立」にちまきを使用したのは1986年からで、今年で36回目となります。
<ちまき>
ちまきは、もち米やうるち米、米粉などで作ったもちを円錐形に成型して笹の葉で巻き、い草で縛って蒸した、こどもの日に食べる和菓子です。
古くは「茅(ちがや)」という植物の葉で包んでいたため、「茅巻き(ちがやまき)」と呼ばれていましたが、それが転じて「ちまき」と呼ばれるようになりました。今では笹の葉が多く使われています。
もともとは中国から伝来したもので、中国の古事にちなんで「子どもたちが元気で大きくなりますように」や「香りのある葉で包むことで邪気をはらう」という願いが込められています。
給食のちまきは、試作を重ねて配合割合を考えた大阪市のオリジナルで、冷凍で届いたものを給食室で蒸しました。(2枚目の写真)
こどもの日に食べる和菓子には「カシワ」という木の葉でもちを包んだ「かしわもち」もありますね。なぜ、「カシワ」の葉を使うのか?理由があります。興味のある人はその由来を調べてみるといいですね!