人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(7.5 ゴーヤチャンプルー)

 今日の献立は「菜飯、ゴーヤチャンプルー、すまし汁、あつあげのしょうがじょうゆかけ、まっ茶大豆、牛乳」でした。
 大阪市では、沖縄県の食文化を子どもたちに伝えようと、いくつかの沖縄料理を給食の献立に取り入れてきました。そのひとつが「ゴーヤチャンプルー」です。
 給食では、一人10gのにがうりと豚肉、もやしをいためて、食べる時に生徒がかつおぶし(小袋)をかけていただきました。

<にがうり>
「ゴーヤ」「ツルレイシ」とも呼ばれ、日本では沖縄や九州南部などで栽培されている(今日は宮崎県産のものを使用)夏が旬の野菜です。給食では年に1回、7月に「ゴーヤチャンプルー」として献立に使っています。
 にがうりは、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが豊富で、夏ばて予防に役立つ野菜です。また、にがうりのビタミンCは加熱しても壊れにくいため、いろいろな料理で楽しむことができます。独特の苦味成分は「モモルデシン」というもので、胃液の分泌を促して食欲を増進させるだけでなく、肝機能を高め、血糖値の低下にも効果があるとされています。

 沖縄県の食文化は、長い歴史や諸外国との交流の中で根付いた独特のものがあります。しかし、近年、ライフスタイルや価値観の多様化などにともない、「沖縄の伝統的な食文化」が失われつつあるそうです。郷土料理はその土地の気候風土に合った特徴があります。沖縄だけでなく、日本各地の郷土料理について調べてみるとおもしろいですよ。新しい発見があること間違いなし!です。
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今日の給食(6.30 もずくとオクラのとろり汁)

 今日の献立は「和風カレー丼、もずくとオクラのとろり汁、ヨーグルト、牛乳」でした。もずくとオクラのとろり汁は1年に1回だけの登場です。

<もずく>
 春から初夏にかけて繁茂する「もずく」は、柔らかくねばりがある濃い茶色の海藻です。給食で使用している沖縄県産のオキナワモズクは、太さ1ミリメートルと太く、柔らかい食感が特徴です。
 酢との相性がよいため「もずく酢」として食べられることが多いようですが、みそ汁やスープ、雑炊、天ぷらなどで食べることができます。

 今日の「とろり汁」は、もずくとオクラの他に、鶏肉、もやし、えのきたけを使い、だしこんぶとけずりぶしでとっただしを使ったすまし汁です。とろりとした喉ごしのよい汁物に仕上がっていました。
 「もずく」という名前の語源は、大きな海藻に付着して生育することから「藻(も)に付く」からとされています。給食では汁物の具の他に、7月15日の「ヒラヤーチー(沖縄の家庭料理でお好み焼きのようなもの)」にも使います。
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今日の給食(6.29 豆乳スープ)

 今日の献立は「コッペパン、ブルーベリージャム、サーモンフライ、豆乳スープ、キャベツのソテー」でした。
 
<豆乳>
 豆乳は、大豆を水に一晩浸しておいてからすりつぶし、水を加えて加熱して、その煮汁をこしとったものです。豆腐や湯葉の原料となる他、牛乳と似ているため、飲料として利用される機会が増えています。大豆と同様、良質のたんぱく質や脂質、カルシウム、鉄などが摂取できます。
 豆乳には、JAS規格と品質表示基準が定められていて、「豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」の3種類に分類され、主要原料と大豆固形物(たんぱく質や脂質など)の含量によって区別されています。
 今日の給食では、国産大豆だけを使用した「無調整豆乳」を使用し、ベーコン、じゃがいも、たまねぎ、コーン(冷凍)、にんじん、パセリを具材とし、塩、こしょう、うす口しょうゆ、野菜ブイヨンで味つけしたスープにしました。
(給食の献立では、9月の「豆乳マカロニグラタン」でも使用します。)

 昨日、「成長期の食生活」について学習した1年生の教室では、進んでおかわりをする姿が見られました。
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今日の給食 (6.28 チンジャオニューロウスー)

 今日の献立は「ごはん、チンジャオニューロウスー、ハムと野菜の中華スープ、枝豆、ミニフィッシュ、牛乳」でした。

 チンジャオニューロウスーは中国料理の一つで、漢字では「青椒牛肉絲」と表します。「青椒(チンジャオ)」はピーマン、「肉(ロウ)」は肉、「絲(スー)」は細切りという意味です。牛肉を使う場合、ニュー(牛)が入り、「青椒牛肉絲」となります。
 細切りにして下味をつけた肉と細切りにしたピーマンやたけのこなど歯ごたえのある野菜を炒め、味付けをします。給食では、砂糖、こい口しょうゆの他にオイスターソースを使ったので、本格的な味に近い仕上がりとなりました。
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今日の給食(6.25 マーボーはるさめ)

 今日の献立は「ごはん、マーボーはるさめ、チンゲンサイともやしの甘酢あえ、アーモンドフィッシュ、洋なし(カット缶)、牛乳」でした。

 マーボーはるさめは、中国の四川(しせん)料理の代表である麻婆豆腐をアレンジして日本で名付けられた料理です。給食では、はるさめと牛豚ひき肉、たまねぎ、にんじん、たけのこ、にらなどの野菜を使い、トウバンジャンや赤みそなどで味つけしました。
 「おなかいっぱい食べたから苦しい!」給食後の生徒の感想です。今日で期末テストも終わり、午後からの部活動の活力になることでしょう。

<はるさめ>
 はるさめは「春の雨のように細く長い」ことから付けられた名前で、豆やいものでんぷんで作られています。中国で昔から作られているのは、緑豆(りょくとう)という豆のでんぷんを原料にした「緑豆はるさめ」ですが、日本では、じゃがいもやさつまいものでんぷんを原料にしています。今日の給食で使ったはるさめもじゃがいもでんぷんを原料としています。
 奈良県が主な産地で、桜井市と御所市で多く生産されています。はるさめは、でんぷんに水を加えて練り、糸状に押し出してすぐ熱湯で煮、水で冷やした後、凍結乾燥させて作ります。凍らせることにより、麺の中に空洞を作り、味がしみこみやすくなるそうです。
 いため物や煮物、あえ物やサラダ、スープなど、幅広い料理に使える食材です。
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