心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 5月17日(月)  体育館で音読の学習

 コロナウイルスの感染者数が下降傾向にあるとはいえ、大阪は重症者用ベッドが限界を超えており、依然、厳しい状況です。毎日の感染防止対策を丁寧にやっていくしかありません。子どもたちは、給食の「黙食」をはじめ活動の制限がいろいろとあり、コロナ前のように友だちとワイワイ話したりすることも中々できませんが、コロナが終息することを願いながら、手洗いや消毒、人との距離などに気をつけて学校生活を送ってくれています。
 新聞によると、厚生労働省の研究班が、新型コロナウイルスに感染した20歳未満の子どもの症例1662例を分析したところ、半数近くが無症状で、9割は治療することなくなく回復したとの研究結果を報告しました。そして、感染経路の7割が家庭内感染で、そのうちの半数が父親経由での感染だったということです。また、感染経路不明は9%だったということです。大人が感染を持ち込まないように、教職員も気を緩めずしっかりと自己管理していかなければと改めて感じています。
 学校では、少しでも子どもたちが活動できるよう、体育館で音読の練習や発表をしたり、屋外で一列に並んで同じ方を向いてリコーダーの練習をしたりしています。子どもたちのはじけるような笑顔が見られるよう一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
                 校 長  久保 敬

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校長メモ 5月11日(火) 普段のリズムで気持ちよい生活を

 緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。ワクチン接種が進むまでは、一人一人が責任をもって基本的な感染防止対策をしっかりと行い、少しでも人の流れを抑制するしかないのだと思います。
 しかし、ウイルスは目には見えません。どこに潜んでいるのか私たち人間にはわかりません。感染防止対策と共に、わたしたちに備わった自然の力、つまり免疫力が頼りです。規則正しい生活で心身を整え、ウイルスに負けない抵抗力をつけることが大切だと思います。また、「笑いは免疫力を高める」と聞きますので、毎日を楽しい気分で過ごすことも重要だと感じています。
 先ほど、4年生と一緒に理科の授業で、淀川の河川敷に植物、虫、鳥など生き物の観察に行ってきました。自然の中にいるととってもすがすがしい気持ちになり、元気が湧いてきました。自然の力のすばらしさを改めて感じたところです。子どもたちが普段のリズムで気持ちよく学校生活を楽しむことができるよう努めてまいります。ご家庭でも、睡眠、食事、適度な運動に気をつけていただきますようよろしくお願いいたします。
 それでも陽性者が出ないとは言えないのがコロナ禍の今です。みんな精一杯感染防止に取り組んでいるとお互いを信頼し合い、コロナウイルスを恐れ過ぎず、かといって楽観的になるのではなく、冷静に対応していかなければならないと感じています。
 子どもたちの豊かな成長を願い、保護者の皆さん、地域の皆さんと力を合わせてこの状況を一緒に乗り越えていきたいと思います。お力添えをよろしくお願いいたします。
                   校長 久保 敬
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火災避難訓練

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5月7日火災避難訓練がありました。
あわてず静かに避難ができ、消防署の方からほめていただきました。
続けて、児童、教職員の代表による水消火器を使っての消火訓練がありました。

火事では煙が怖いそうです。もしもの時には落ち着いて自分たちの命を守るようにしてほしいです。

子どもの日

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今日の給食は「こどもの日」の行事献立でした。
コロナ禍ですが、しっかり食べて健康に育ってほしいと願っています。

校長メモ 4月26日(月) 「わたしたち」の信頼関係を大切に

 三度目の緊急事態宣言が、昨日、発出されました。
 すでに医療崩壊が起こっており、医療従事者の方々が大変な思いをしながら治療にあたっておられる報道を目にし、心から感謝するばかりです。
 病床が足りず、治療が間に合わず、普段なら亡くなるはずのない命が失われていく、こんなことはあってはならないことです。しかし、すこし冷静に考えてみると、世界には、病院も薬も満足にない国や地域が少なからずあります。日本のような豊かな国では、医療崩壊はとんでもない非常事態ですが、そこではそれが日常なのです。私たちは、そのような海外の状況を知ってかわいそうだと募金をしたりしますが、やはり他人事なのです。自分のことなら我慢できないことでも、他人事なら普段は忘れてしまっています。
 先日、自宅近くの神社に立ち寄った時のことです。合格祈願、家内安全の絵馬に交じって目に飛び込んできた絵馬がありました。小学校低学年以下の子どもでしょうか、たどたどしい文字で「ちきゅうのみんながやさしくなりますように」と書かれていました。なんて素敵な言葉でしょう。
 コロナウイルスに感染した人への差別や排除が起こっています。どんなに感染拡大防止策を施しても、誰にも感染するリスクがあります。自分ではない、知らない誰かが感染したと、他人事として捉えるのではなく、「わたし」「わたしたち」のことと捉えることができれば、「大丈夫、早く良くなってね」といたわりの声をかけることができるのではないでしょうか。
 「わたし」ではなく「わたしたち」を主語にしてお互いに自分事として考え行動できたら、コロナ禍が続こうとも、安心して生活ができるのではないでしょうか。感染しないようにすること以上に、信頼関係を確かなものにすることが大切だと感じています。

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