【給食】10月11日
牛乳2本、パンは2個。
この子は、大きくなるんだろうな! 【1年生】掃除の時間 10月11日
ボールだって拭いちゃいます!
【見守り隊】10月11日
今週は、加美連合 第3町会の皆さんです。
宜しくお願いいたします! 【児童朝会】 10月11日嬉しかったです。 給食の食缶を重そうに運んでいる一年生のところへ、5年生がすーっと近づいて持ってあげました。お休みのお友達のプリントをきれいにソーティングして机の中に入れてあげていました。そんな思いやりが、まだまだたくさんありました。溢れている学校です。いいですね。 あいさつについて、とてもよくなっています。まだできない人がいますが、それは「我」が邪魔をしているのかもしれませんね。「我」は自我の「我」という字です。あとから担任の先生に訊いてみてください。自分のことを中心に考えていると思いの矢印が自分に向いてしまいます。「もしあいさつしても返事をしてくれなかったらどうしよう」「あいさつすると、周りの子はどんなふうに自分のことを思うのかな」「いい子ぶってるって言われないかな」・・・などなど。 あいさつは、想いの矢印を相手に向けると、素敵になります。 「今日もあの子元気かな?」「今日もよろしくお願いします」「いつも見守りありがとうございます」 では、一週間楽しく過ごしてましょう!! “ふるさと” (番外編)
私は以前、大阪市小学校教育研究会音楽部に所属していました。2015年5月、新しく入ってきた私を歓迎するとおっしゃっていただき、20人ほどの先生方が、私のリクエストで「唱歌 ふるさと」を歌って下さいました。
*** *** *** ミュンヘン日本人国際学校で勤務(理事・事務局長)していたころ、夜な夜な音楽室に行っては、ピアノで唱歌ふるさとを弾いては、遠く日本のことを想っていました。 日本に帰ってきてから1年ほどで、そのころの気持ちをちょっと忘れていました。 ・・・夢は今もめぐて 忘れがたき ふるさと ・・・いかにいます 父母(ちちはは) つつがなしや 友がき ・・・志を 果たして いつの日にか 帰らん 特にこの歌詞は、いつも心に響いていました。 *** *** *** しかし、在ドイツ27年の間、私の心境に合っていたのは、唱歌「ふるさと」ではなく、実は次の詩だったのです。 ふるさとは 遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの 室生 犀星 『抒情小曲集』(大七)巻頭の詩「小景異情」その二(全部で十行)の冒頭。有名な詩句だが、これは遠方にあって故郷を思う詩ではない。上京した犀星が、志を得ず、郷里金沢との間を往復していた苦闘時代、帰郷した折に作った詩である。故郷は孤立無援の青年には懐かしく忘れがたい。それだけに、そこが冷ややかである時は胸にこたえて悲しい。その愛憎の複雑な思いを、感傷と反抗心をこめて歌っているのである。 (引用 HP 大岡真ことば館より) ・ ・ ・ ・ ・ ・ 決して人生の道を踏み外したのではない。でも、志を果たしたとも決して言えない。 そんな心境でのドイツと日本の往復。一時帰国した日本・故郷はどことなくよそよそしく、自分を受け入れてくれているようには思えませんでした。だんだん、遠くなっていく。そんな「故郷」。犀星の詩が心に突き刺さりました。そうだった、こんな気持ちだったな、胸におもりが付いたような感覚が呼びさまされます。 帰国して8年が経ち、私を受け入れてくださっている方々に囲まれていることで、「ふるさと」を近くに感じ、ここにいることに喜びを感じています。 *** *** *** 加美が、子どもたちの「ふるさと」になってほしい。加美地区に代々暮らしていらっしゃる方にも、加美に移り住んで来た方にも、ここが故郷。 大都会の大阪・加美。ウサギも追わず、小ぶなもつらず、青き山はなく、清き水も流ていないけれど、父母・ともだちと暮らし、夢・志を立てた街。 子どもたちにとっては、まぎれもなく、ここ加美がふるさと! ・ ・ ・・ ・ ・ ・ 加美小学校にしかない教育理念を作りたい!と思うのは、こんな気持ちがあるからです。 |
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