1年生 国語科9月22日 文化発表会当日の朝9月21日 文化発表会前日準備今日の給食スープ 焼きかぼちゃ 発酵乳 黒糖パン 牛乳 明日は午前中の文化発表会終了後下校しますので、給食はありません。 後片付けにあたっている係生徒のみ、昼食が必要となりますので、弁当等のご準備をお願いします。 9月21日 全校集会
校長先生のお話
2年生の学年通信に『ミニ・ボラ』ちょっとしたボランティアに取り組んでみよう。ということが書かれていました。少しのことでも人の役に立つことで、とても気持ちよく過ごせることに気づかされます。 同じようなことで、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が、球場内やベンチ内でゴミを拾っていることが素晴らしい、と伝えられているのを皆さんも聞いているかもしれません。 アメリカのメディアでは、『これはオオタニのメジャーリーグでの4年間で、しばしば指摘されてきたことのひとつだ。彼は習慣的にゴミ拾いをやっている。それはフィールドに落ちた小さなゴミでも、バッターボックスの中のゴミでも拾うんだ。』と驚いています。しかし、大谷選手にとってみれば、これは高校時代からやっていることで、花巻東高校時代に監督から「ゴミを拾うことで運を拾う」と教わって以来、自分で作ったマンダラチャートという目標達成シートにも「ゴミ拾い」と書き込んで、プロに入ってからも欠かさすに実践してきたそうです。大谷選手が高校時代につくったマンダラチャートを見ると、目標の中心には『ドラ1、8球団』と書かれていて、その周りに次の要素の一つとして『運』が書かれています。その『運』のまわりに『ごみ拾い』『あいさつ』『部屋そうじ』『道具を大切に使う』『審判さんへの態度』『プラス思考』『応援される人間になる』『本を読む』の8要素を書いています。 ゴミを拾うことが運を拾うことになる、と教わった大谷選手ですが、私は、大谷選手は、今も『運を拾おうとして』ゴミを探しているのではないと思います。高校時代からの行動が、今では自然なあたりまえの習慣として身についているのだと思います。 よく似た話で、『情けは人の為ならず』という言葉があります。これは、新渡戸稲造という人の『施せし 情は人の為ならず おのがこゝろの慰めと知れ 我れ人に かけし恵は忘れても ひとの恩をば 長く忘るな』という文章からとられた言葉で、「情けは他人のためではなく自分自身のためのものだ。だから自分が他人にした良いことは忘れてもいいが、人から良くしてもらったことは絶対に忘れてはいけないよ」という意味です。 皆さんがするちょっとしたボランティア、『ミニボラ』によって、だれかが気持ちよく過ごせているということが素晴らしいことなのです。そんな行動が身についているということは、皆さん自身が自分が人として成長している証明なのだと思います。 ぜひ、自分で、一人で、できることでいいので、大谷選手のように、なにか行動に移してみてはどうでしょうか。 |