人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

いじめを考える日

「いじめを考える日」

いじめについては常に考えなくてはいけませんが、特に、本日は考えてください。

いじめを受けてつらい思いをしている人はいませんか。
いじめをしている人はいませんか。
いじめを見て止めないで傍観している人はいませんか。
みんなで考えてください。

 いじめを受けて、つらかったら、担任の先生や学年の先生、友だちや家族に相談して話を聴いてもらうようにとよく言います。話ができる場合はよいのですが、現実には、相談ができない場合もあると思います。

 いじめを受けている人、つらくて、眠れない夜や寂しくて耐えられない時がありませんか。いじめらるぐらいなら、学級で、一人でもいいと思っていませんか。しかし、ずっと友達との会話がない時間が続くと、人はそれに耐えられなくなっていくものだと思います。

 ここで、クジラの話です。海で生きるクジラは、通常、15ヘルツから25ヘルツ程度の周波数でコミュニケーションをとっています。ところが、「52」ヘルツの声のクジラが、1992年にアメリカによって初めて観測されました。
 30年近くにもなりますが、クジラの声だけは観測されているものの、いまだその姿が発見されてはいません。使用している周波数が違いすぎるため仲間のクジラと出会うこともできないことから「世界一孤独なクジラ」と呼ばれるようになり、ひとりぼっちで歌い続ける「クジラ」は科学者をはじめ様々な分野の人から注目を集めるようになりました。

 人にも届く声と届かない声があると思います。いくら叫んでも、いくら求めても、誰にも気づいてもらえない「いじめの声」があります。そして、誰にも気づいてもらえない「いじめられている人」がいます。

 いじめを受けている人は、『もう、誰とも関わり合いたくない。学校にもいきたくないと』思ったにも関わらず、一方で『人との温もりを求めている。寂しいと思っている。学校にもいきたい。』と感じてはいないでしょうか。『寂しさを知る人間は、寂しさを知ってるからこそ、寂しさに怯えます。』
 
 無意識のうちに聞き逃してしまう「いじめの声」を聴くためにはどうすればよいか考えてください。
 聞こうとしなければ聞こえてこない「いじめの声」があります。

 何気ない日常の生活があります。朝起きて、登校し、挨拶をし、授業を受け、学習をする。休み時間に遊び、そして、給食をとる。午後、学習活動し、部活動に参加する。学校が終われば、塾や習い事をする人もいるでしょう。

 例えば、学級で、一つの「いじめ」がわかりました。一つのいじめには、、8つの「いじめの兆候」がなかったでしょうか。8つの「いじめの兆候」の一つ一つに、「いじめにつながるサイン、シグナル」がなかったでしょうか。すなわち、一つの「いじめ」には、8×8=64の「サインやシグナル」が、日常生活にあったと考えられます。

 日常生活の中で、声なき声に耳を傾けて、その声「いじめの声(52ヘルツのクジラの声)」を聞くために、64回のほんの一回でもいいから、「サインやシグナル」に気づくことができれば、つらい思いをしている仲間を助けることができると思います。
 いじめをしている人も「心の叫び(52ヘルツのクジラの声)」があると思います。

 「仲間を大切に、自分を大切に」、「明るく、楽しく、前向きに、そして笑顔で」学習できる緑中学校をつくっていってください。


5月14日 3年生オンライン道徳

3年生オンライン道徳の学習です。

本時の内容は、「独りを慎む(向田邦子)」です。

向田さんが独り暮らしをして自由になった中で、行儀悪く、自堕落になった経験から、「誰が見ていなくても、独りでいても、慎むべきものは慎まなくてはいけない」という、自分に向かって意見をしている内容です。

自らを律することはようで、簡単なようで簡単ではありません。
仲間や家族の力や有難みを知って欲しいです。
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5月13日 3年生オンライン道徳

3年生のオンライン道徳の学習です。

本時の教材は、「山寺のびわの実」です。

妻を失い、七つになった娘をも失った甚太は、かたくなになり、寺の和尚をひどく嫌うようになりました。心が広く、村人に慕われる和尚が嫌いでした。ところが、甚太は和尚の心を知り、自らを変えていきます。

相手を受け入れることができず、分かり合えないことは、不幸なことです。相手を理解し、尊重することは、自分の幸せにつながります。

「仲間を大切に!自分を大切に!」

「明るく、楽しく、前向きに、そして笑顔で!」
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今日の給食 (5.12 えんどう)

 今日の献立は「ごはん、赤魚のしょうゆだれかけ、みそ汁、えんどうの卵とじ、牛乳」でした。

 えんどうには豆を食べる「実えんどう」とさやごと食べる「さやえんどう」があります。実えんどうのうち、未熟な豆を食べるものを「グリンピース」とも呼んでいます。
 給食では通常、冷凍のグリンピースを使っていますが、毎年、5月に1回だけ、給食室でさやから取り出した生のえんどうを使っています。今日、緑中学校の給食室では、42kgの和歌山県産「うすいえんどう」を調理員さんが5人で2時間かかってさやむきをしてくださいました。「生徒のみんなは残さずに食べてくれるのかしら?」と心配しながら…。
 給食後は「おいしかったです」「おなかいっぱい!」の声と共に、多くのクラスが完食していました。調理員さんは「頑張った甲斐があったわ!」と喜んでおられました。

*うすいえんどう
 関西で多く出回っている実えんどうの品種の一つで、アメリカから導入されたものを育成し、当時の産地だった羽曳野市碓井(うすい)地区にちなんで付けられた品種名です(平成20年には「なにわの伝統野菜」に認定)。より温暖な場所へと栽培地が移動し、今では和歌山県が一大産地となっています。
 他の品種に比べ皮が薄く、青臭さが少ないので食べやすいのが特徴です。初夏の野菜として珍重されていますが、消費は減少傾向とのこと(大阪市中央卸売市場より)。 さやごと売っている時期は短く、5月中旬ごろまでです。豆ごはんが定番ですが、さやごとオーブントースターやグリルで焼くとホクホクとしておいしく食べることもできます。ぜひ、ご家庭でも味わってみてください。
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5月12日 3年生オンライン道徳学習

3年生オンライン道徳の学習です。
単元は、「スダチの苗木」です。

親への感謝と尊敬の気持ちを育てたいと考えます。

子どものころ、父の職業が恥ずかしく、人に言うことができなかった主人公が大人になり、親がどれだけ自分のために働き続けてくれたかを知る内容です。

ねらい
「父母の深い愛情を知り、家族の一員としてよりよい家庭生活を営もうとする道徳的態度を育成する。」
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