献立名 ・鮪のオーロラ煮
・含め煮
・キャベツの赤紫蘇あえ
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 849kcal、たんぱく質 35.1g、脂質 19.5g
☆鮪(まぐろ)☆
一般にマグロというのはマグロ属の魚の総称です。マグロの仲間は代表的な回遊魚で、索餌(さくじ:餌を探し求めること)、産卵、越冬のために、熱帯域から温帯域、外洋部から沿岸部へと広範囲に異動します。紡錘形の体形は、海洋を高速で移動するのに適しています。
国内で消費される主なマグロは、背側が黒いクロマグロ、体側とヒレが黄色い色をしたキハダ、目が大きいメバチ、鬢(びん:胸ビレ)が長いビンナガ、しりびれの後ろ側から尾びれにかけて細長いコシナガ、南半球にのみ生息するミナミマグロなどで、それぞれの特徴をとらえた名がつけられています。
マグロ類は肉質で言うと代表的な赤味の魚で、たんぱく質が25%以上含まれ、生鮮食品中では最高ランクです。血合肉の部分は味があまり良くないので、捨てられたり、ペットフードの原料にされたりしますが、ビタミン、鉄、タウリン、EPA、DHAなどが豊富に含まれています。冷凍や養殖による流通が多く、季節感はあまり感じられませんが、国産の天然ものでは、脂がのっておいしくなる10月ごろから冬場にかけてが旬となります。
今日の給食では、から揚げにしたマグロに、ケチャップ、砂糖、みそでつくったたれをからませています。
※食育つうしん(2021年4月)を掲載しました。
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