今日の給食(11.11 くじらのたつたあげ)
今日の献立は「ごはん、くじらのたつたあげ(1年に1回だけ実施)、豚肉とじゃがいもの煮もの、きゅうりの赤じそあえ、牛乳」でした。
今日の給食では、一時、使用を見合わせていた「くじら(鯨)」が復活しました。鯨は海にすむ哺乳類です。肺で呼吸をし、赤ちゃんは母乳で育てられます。 日本で鯨を食べる鯨食文化は古くからあり、縄文時代には食べられていたようです。飛鳥時代に肉食が禁止された時も「海の幸」として魚と同類とみなされ、食べられていたそうです。 第2次世界大戦後の食糧難の時代には、貴重な栄養源として日本人の食を支えてきました。1962年(今から約60年前)までは、牛肉・豚肉・鶏肉よりもたくさん食べられていました。「はりはり鍋」や「鯨のカツ」、「鯨ベーコン」、関東炊きに入れる「コロ」などいろいろな料理がありました。その後、商業捕鯨ができなくなり、捕獲量が激減して食卓からなくなっていったのです。 給食では3年前まで、調査捕鯨のミンククジラを使っていましたが、2019年7月に商業捕鯨が再開されたことを受けて、今年度は日本で捕獲した「ニタリクジラ」を使って、しょうが汁、料理酒、しょうゆで下味をつけた後、たつたあげとして復活しました。 鯨の赤身肉は脂肪が少なく、たんぱく質や不足しやすい鉄も体に吸収されやすい形で豊富に含まれています。給食後は「くじらが美味しかったです!」という感想が聞けました。 1年 性教育(2)赤ちゃん人形は頭がグラグラしていて、こわごわ抱っこする人、落ち着いて抱っこする人といろいろでしたが、私もこんなふうに大事に抱っこされていたのかな〜と感じることができたことでしょう。 10日(水)は各クラスで先生方からいろいろなお話を聞いて、性教育のまとめの学習となりました。 「あなたらしく育ってね。」 …という助産師の言葉がありました。 本当にそう思います。 1年 性教育(1)助産師さんのお話では、 ・わたしはたった1人しかいない。わたしの生命は奇跡! ・生まれてくるときはお母さんも赤ちゃん自身も、両方頑張って生まれてくる。 ・小さく生まれた大切な生命は、本当にものすごい確率で生まれてきた素敵な命。 ・自分のこころとからだは自分のもの(性的人権)。 ・みなさんが生まれてきてくれて、ここにいてくれるそのことがとても嬉しいです。 …などたくさんお話をききましたね。 (つづく) 今日の給食(11.10 変わりピザ)
今日の献立は「レーズンパン、豚肉と野菜のスープ煮、変わりピザ、みかん、牛乳」でした。
*ピザ(ピッツァ)はイタリア南部ナポリ地方の料理です。小麦粉とイーストで作った生地を丸く平らにのばし、トマトを主体とするピッツァソース、モッツァレラ、パルメザンなどのチーズ、その他好みの具を散らしてオイルを振りかけ、オーブンで焼く、皆さんお馴染みの料理です。 給食ではぎょうざの皮を使用した「変わりピザ」として献立に取り入れています。給食室では、1525枚のぎょうざの皮の上に、ツナ、コーン、ピーマン、ピザソース、細切りチーズを合わせたものをのせて、焼き物機で焼きました。(2枚目写真左:焼く前、右:できあがり)具を載せるのは細かい作業で大変でしたが焼き時間は5分、食べるのは「パクッ」と一口で終わってしまいましたね。 ご家庭でもオーブントースターを使って簡単にできますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。 *デザートのみかんは熊本県から1646個届きました。みかんは、免疫力を高める「ビタミンC」の他、疲れをとる「クエン酸」、がんや動脈硬化を予防する「クリプトキサンチン」、血液の流れをよくする「ヘスペリジン」などを含みます。手軽に食べることができる果物なので、毎日の食生活に取り入れていきましょう。 今日の給食(11.5 わかさぎ、カリフラワー)
今日の献立は「食パン、バター、わかさぎフライ、スープ、カリフラワーとコーンのサラダ、ヨーグルト、牛乳」でした。
*わかさぎ 成長すると体長15cmほどになる魚です。凍った池や湖の氷にドリルで穴を開けて釣る「氷上の穴釣り」は冬の風物詩とされています。 給食では、衣とパン粉がついた冷凍のものを油で揚げました。骨ごと食べることができるので、不足しがちなカルシウムをたっぷりと摂取することができます。生徒には大好評でした。 *カリフラワー キャベツと同じアブラナ科の野菜で、ブロッコリーの突然変異でできたとされています。ビタミンCが豊富な上に、アブラナ科の野菜に多いとされ免疫機能を高める効果のある「イソチオシアネート」という栄養成分も含まれています。これからの季節の感染予防におすすめの食材です。 ブロッコリーと同じく、つぼみを食べる野菜です。花が咲く前のつぼみを食べるのですから、自然の恵みに感謝して食べて欲しかったのですが…ちょっと苦手だったかな? |