今回の北津守の学力向上は、6年生の算数科についてです。10月26日(水)に公開授業が行われました。上の写真にあるのが、今回の6年生の課題です。学校の校舎の高さを測る問題でした。なかなか難しいのですが、6年生の児童は、よく頑張りました。
1.自分で測り方を考えました。(思考)
2.自分の考えを4人のグループで話し合いました。(判断)
3グループでまとめた考えを発表しました。(表現)
このように、学びを深めることができました。下の写真がグループで考えた校舎の高さの測り方です。うまくまとめることができていました。
6年生の学級では、普段からグループや学級で話し合い、学び合う授業をしています。学習だけに限らず、普段の生活や友だちのことについても、自分たちで課題について話し合い、解決していこうとする姿が見られます。私は、これこそが本当の学びだと考えています。
先生に教えられる学びはもちろん大切ですが、これからの時代を生き抜く子どもたちには、自分たちで課題を見つけ(思考)、それを話し合い(判断)、解決していく(表現)力が求められます。話し合いの過程で、新しい気づきがあり、新たな価値観を見つけることができます。そして、できるだけ多く仲間にとっての納得解を導くことができるようになります。
よく教育関連のニュースなどで聞かれるPISA型読解力の中の一つには、このような学び方が説明されています。普段からの話し合いや学び合いが、子どもたちの成長に大きく影響しているのですね。