今日の給食は、
焼きとり
みそ汁
なすのそぼろいため
ごはん
牛乳
です。
なすのそぼろいために使われているなすは、非常に多くの品種があります。
八百屋さんでよく見るのは卵型なすと言い、他にも長なす、巾着なす等、色々な形をしているものがあります。
また日本全国で、地域の特性に合わせたご当地なすがあります。
例えば、加茂なす(京都)、泉州水なす(大阪)、仙台長なす(宮城)などです。
共通しているのは、濃い紫色です。
以前にも紹介したことがありましたが、植物に見られる紫色の素は抗酸化作用のあるアントシアニンです。
なすのアントシアニンは、「ナスニン」と言うそうです。
では、白なすにはアントシアニンはないのでしょうか。
アントシアニンは、日光(紫外線)から植物自身が身を守るために作り出すもので、紫色をしています。紫色していない白なすには、アントシアニンはありません。
それでは日光(紫外線)から身を守れないように思われますが、実は、白なすの皮は厚く固いそうです。それで身を守っているのです。