人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(12.3 かぶ)

 今日の献立は「ごはん、鶏肉と野菜の煮もの、じゃこ豆、かぶのゆず風味、牛乳」でした。    」

 かぶは冬の寒さにあたると甘みを増しおいしくなる野菜です。給食でも毎年12月に1回だけ献立に取り入れています。大根と似ていますが、肉質は柔らかく、全くちがう味わいがあります。
 かぶは「古事記」や「日本書紀」に記載があるほど、古くから栽培されてきた野菜です。別名「すずな」と呼ばれ、春の七草のひとつになっているのは皆さんご存知だったでしょうか。
 かぶはアブラナ科の一種で、白菜やキャベツ、菜の花などと同じ仲間です。白い部分は根のように思いますが実は「胚軸(はいじく)」という茎の一部を食べています。カリウムやビタミンC、食物繊維の他でんぷんを分解する消化酵素の「ジアスターゼ」などが含まれています。また、葉の部分ははカロテン、ビタミンC、カルシウムなどを多く含む緑黄色野菜です。家庭でかぶを食べる時は葉の部分も捨てずに食べるようにしましょう。
 かぶは実が柔らかいので、加熱せず漬物などに多く利用されます。給食では衛生上、加熱しないといけないので、蒸してからゆず果汁入りの甘酢で和えました。大根とは違う、柔らかなかぶのおいしさが味わえたと思います。
 じゃこ豆も大人気のごはんによく合うおかずでしたね。おかわり続出でごはん完食のクラスもたくさんありました。
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今日の給食(12.2 焼きプリン)

 今日の献立は「黒糖パン、豚肉のケチャップソテー、コーンスープ、焼きプリン、牛乳」でした。
  
 給食では、みたらしだんごやういろう、クラフティなど、デザートもできる限り給食室で作るようにしています。手作りできることを知ってもらうことや不必要な食品添加物などを使わずに済むなどのメリットがあるからです。
 今日の「焼きプリン」も給食室で作りました。プリンはどんな材料で作られているか知っていますか?卵と牛乳と砂糖があれば簡単に作ることができます。給食では更にクリームも入れて、コクが加わるよう工夫しました。お菓子作りに興味がある人はぜひ作ってみてください。給食では「カラメルソース」も手作りで、本格的な味に仕上げています。
 教室では、バットに焼きあがったプリンを給食当番がうまく等分に切り分けていました。給食では冷やすことができないので生ぬるいですが、そこのところはご勘弁を!不必要なものは全く使っていない正真正銘、本物の味はいかがでしたか。「とってもおいしかった」という感想が多く聞かれました。
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今日の給食(12.1 だし)

 今日の献立は「カツ丼、すまし汁、ミニフィッシュ、牛乳」でした。
 
 ポークカツレツ(トンカツ)が日本で売り出されたのは今から120年程前。その後、トンカツとたまねぎをしょうゆで煮こみ、卵とじにしてごはんの上にのせる「カツ丼」が生まれたのは、今から100年くらい前だとされています。「カツ丼」は日本で生まれた料理です。

 給食では、和風の料理には、けずりぶし、だしこんぶ、かつおぶし、にぼしなどでとった「だし」を使います。今日の給食では、北海道産の「だしこんぶ」といわし・さばを原材料とした「けずりぶし」を使い、朝から給食室でとった「だし」をカツ丼とすまし汁に使いました。期末テストの途中に、給食室からおいしい香りがただよってきましたね。
 「だし」とは、こんぶやかつおぶしなどを煮出してうま味を引き出した汁のことです。2種類のうま味を合わせることにより「うま味の相乗効果」でよりおいしいだしになります。だしのうま味は、料理のおいしさを決める味の基本となります。
*こんぶ(グルタミン酸)
 こんぶには、グルタミン酸といううま味が多く含まれています。グルタミン酸はチーズやトマト、みそなどにも含まれています。
*けずりぶし(イノシン酸)
 けずりぶしには、イノシン酸といううま味が多く含まれています。かつおぶしなどの魚や肉に多く含まれています。
*うま味成分にはこのほかに、干ししいたけに含まれるグアニル酸、貝に含まれるコハク酸などがあります。
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重要 就学援助費支給日の変更について

 令和3年6月14日に配付しました「今年度の就学援助支給のお知らせ」に記載の、3年修学旅行実費額及び2年校外学習(積立金会計)の実費額の支給日について、訂正がございます。
※2年校外学習について、紙面には一泊移住費(積立金会計)を予定とし、記載しておりましたが、校外学習費(積立金会計)へと記載を変更させていただきます。

修学旅行支給日 修学旅行の日程変更に伴いまして以下のとおりになります。

変更前)12月7日(火)
変更後)1月7日(金)


2年校外学習(積立金会計) 校外学習(積立金会計)については、決まり次第お知らせいたします。

変更前)12月7日(火)
変更後)未定

ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。


今日の給食(11.29 うずら豆のグラッセ)

 今日の献立は「コッペパン、いちごジャム、豚肉のガーリック焼き、ケチャップ煮、うずら豆のグラッセ、牛乳」でした。

 うずら豆という名前は、皮の模様がうずら卵に似ていることから付けられました。と言っても、うずら卵の殻の模様を知らない人にはわかりにくいかも知れませんね。
 薄茶色の地色に黒褐色のまだら模様が付いています。煮豆にしてしまうと模様はわかりにくくなってしまいました。
 日本で本格的に栽培されるようになったのは、北海道の開拓が始まった明治時代からです。アメリカ産の種子が輸入され、現在の北海道大学の前身・札幌農学校で栽培が始まりました。今でも主な産地は北海道の十勝、上川、石狩地方となっています。給食でも北海道産のうずら豆を使っています。
 今日は、このうずら豆を柔らかく煮た後、砂糖、バターを入れて「グラッセ」にしました。グラッセとは「バター煮」や「つや煮」を表すフランスの料理用語です。洋菓子では、周りに砂糖をからめた料理にも使われる名前です。(「マロングラッセ」というお菓子でもおなじみ)

 今日のうずら豆は家庭ではほとんど食べる機会のない貴重な豆です。生活習慣病の予防効果がある食物繊維の他、植物性たんぱく質、カルシウム、鉄などを摂ることができます。豆は生徒にとっては苦手な食材の一つですが、今日はほとんどのクラスで完食していました。2時間ほどかけて作ってくださった調理員さんに感謝の気持ちも伝えることができましたね。
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