今回の北津守の学力向上は、1年生の国語科「おとうとねずみ チロ」の研究授業についてお話します。
1年生の保護者の皆さんは、教科書に載っているこのお話の音読を、お子さんの宿題で聞いたことがあるかもしれません。おとうとねずみであるチロの心情の変化を、音読を通して表現することが楽しい学習です。
1年生の子どもたちは、表情豊かに、声色を変えて、声の大きさに変化をつけて、身振り手振りを使って音読をしていました。とても素敵な音読でした。その多様な音読を通して、おとうとねずみチロの心情の変化を読み取ることができたようです。
これからも、音読の宿題が出るときがあると思います。その時には、
・「元気な声で音読ができているね。」
・「間違わずに音読ができたね。」
・「表情が素敵だよ。」
・「声の抑揚があって、想いが伝わるよ。」
・「身振り手振りがあってわかりやすいね。」
といったように、子どもたちの音読を具体的に褒めていただくと、子どもたちも嬉しくなって、さらに意欲的に音読をすると思います。
子どもたちの楽しい音読を聴くことは、大人にとってもリラックスする時間になると考えてみてはいかがでしょうか。少しの時間、耳を傾けてみてください。
2学期の「北津守の学力向上」はの配信は、今回で終わりです。3学期も引き続き、様々な学力向上に関する情報を配信していきます。保護者・地域の皆様には、ホームページをご覧いただき、ありがとうございました。
北津守小学校 校長 辻 信行