今日の献立は「おさつパン、鶏肉とじゃがいものスープ煮、きのこのドリア、みかん、牛乳」でした。
今、日本でよく食べられているドリアは、ピラフなどのごはんの上にホワイトソースをかけてオブーンで焼いて作ります。マカロニグラタンのマカロニをごはんに変えたようなものですね。
外国から伝わったように思いますが、実は日本生まれの料理です。1930年頃、横浜ホテルニューグランドの初代総料理長であったサリー・ワイルさんが、体調を崩したヨーロッパ人客のために即興で提供したのが最初です。「ドリア」という名前の料理はフランスにあったようですが、私たちが食べているドリアとは全く違う料理だそうです。
今日の「きのこのドリア」は、3種のきのこ(エリンギ、しめじ、マッシュルーム)と、米(秋田県産「あきたこまち」の新米)、ベーコン、クリーム、牛乳、粉末チーズ等を使い、給食室で手作りしています。ドリアは2001年に給食で初登場してから今年で21年目になります。
「きのこは苦手だけどドリアなら大丈夫」とみんながおいしく食べることができたようで、残食はわずかでした。苦手な食材もいろいろな料理法でチャレンジして克服できるといいですね!