今日の給食(12.1 だし)
今日の献立は「カツ丼、すまし汁、ミニフィッシュ、牛乳」でした。
ポークカツレツ(トンカツ)が日本で売り出されたのは今から120年程前。その後、トンカツとたまねぎをしょうゆで煮こみ、卵とじにしてごはんの上にのせる「カツ丼」が生まれたのは、今から100年くらい前だとされています。「カツ丼」は日本で生まれた料理です。 給食では、和風の料理には、けずりぶし、だしこんぶ、かつおぶし、にぼしなどでとった「だし」を使います。今日の給食では、北海道産の「だしこんぶ」といわし・さばを原材料とした「けずりぶし」を使い、朝から給食室でとった「だし」をカツ丼とすまし汁に使いました。期末テストの途中に、給食室からおいしい香りがただよってきましたね。 「だし」とは、こんぶやかつおぶしなどを煮出してうま味を引き出した汁のことです。2種類のうま味を合わせることにより「うま味の相乗効果」でよりおいしいだしになります。だしのうま味は、料理のおいしさを決める味の基本となります。 *こんぶ(グルタミン酸) こんぶには、グルタミン酸といううま味が多く含まれています。グルタミン酸はチーズやトマト、みそなどにも含まれています。 *けずりぶし(イノシン酸) けずりぶしには、イノシン酸といううま味が多く含まれています。かつおぶしなどの魚や肉に多く含まれています。 *うま味成分にはこのほかに、干ししいたけに含まれるグアニル酸、貝に含まれるコハク酸などがあります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
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