今回の校長室の窓は「動機付けに」についてです。
子どもも大人もやる気になったり、頑張ろうとする気になったりするためには、動機付けが必要になってきます。動機付けには、2種類あります。上記の「内発的動機付け」と「外発的動機付け」です。
例えば宿題を例に挙げましょう。宿題をするときに、
A 「かしこくなりたいから、自分のために宿題をしよう」
B 「お家の人や先生に叱られるから宿題をしよう」
どちらの動機付けの方が良いでしょうか。これはAの方が良さそうですね。Aは「内発的動機付け」です。
僕は5人の子どもの保護者ですが、時には「外発的動機付け」をするときがあります。おもちゃなどを買うという動機付けです。しかし、この動機付けには限界があって、お金も掛かりますし、どんどん子どもの要求がエスカレートするということもありますね。
私は、「内発的動機付け」をする方が良いと考えています。日々、将来の夢や目の前にある目標に向かって努力することの大切さを子どもたちに語りかけることが大切になってきます。毎日は、難しいですが、時々、「内発的動機付け」を意識して、保護者の皆様も子どもたちに声掛けをしていただけたらと思います。
次回の校長室の窓は「〇〇に叱られるから」です。4月23日(金)の配信予定です。