校長室の窓 其の弐 vol13 「エビデンスベースの取組」
今回の校長室の窓は、5年生の「エビデンスベースの取組」についてお話します。下図の写真は、5年生が「みんなが楽しく過ごすためのマナー」について、クラスで話し合ったことをまとめたものです。
世の中には、みんなが守らなければならないルールと、みんなが気持ちやすく過ごすためのマナーがあります。みんなでマナーを考えることで、友だちのことを想い、多様な考え方を認めていくことができるようになります。 具体的なマナーというエビデンスを子どもたちで話し合って決めながら、それがみんなで共有できているかを振り返ることで、子どもたちの仲間を思いやる気持ちや自尊感情は高まっていきます。 一人一人とっても個性豊かな5年生。校長先生は、みんなのことが大好きです。一泊移住も楽しかったですね。これからも、みんなの素敵な個性が輝くように、みんなで考えたマナーを大切にしてくださいね。 北津守小学校 校長 辻 信行 日曜参観ありがとうございました!(^^)!2時間目からは太鼓集団「怒」による太鼓の演奏を鑑賞しました。 大迫力の演奏に目を奪われ、大興奮の子どもたち。 子どもたちは太鼓体験で叩いてみると、けっこう難しくリズムがそろわないことも”(-“”-)” めったに見ることができない、すばらしい演奏!(^^)! 子どもからは 「また見たい」 「大きくなったら自分もたたきたい」 「大きな音で床がドンドンしてすごかった」 北津守の学力向上 vol12 「若手教員の育成」
今回の北津守の学力向上は、「若手教員の育成」のお話です。全国的に、学校の先生は若年化が進んでいます。本校でも、教員経験が10年未満の先生方がとても多いです。
若手教員の授業力や指導力を高めることは、そのまま児童の学力を向上させることにつながります。また、若手教員を指導する中堅〜ベテランの教員にとっても、指導することで自分の授業実践を振り返ったり、指導内容を見直したりする機会となります。 以前、北津守の学力向上 vol7でも、ご紹介した学びのピラミッド(下図参照)にもあるように、子どもに限らず、大人であっても、教員であっても、他者に教えることで学びは定着し、自分の考えに自信を持つことができるようになります。 本校では、今年度から「校内若手研修プログラム」を計画し、実行しています。プログラムの内容は、先輩教職員からの講話や示範授業、若手教員による公開授業やディスカッションなど多岐にわたります。 これらの取組で、若手教員が新たな気づきや多様な価値観を学び、先輩教員が自らの指導や授業を振り返ることで、学校全体の教育力が高まると考えています。 私も「今の若い人は○○だ。」と嘆く前に、逆に、若い人たちから多くのことを学びながら、私が先人から学んだ知識や、25年もの間に培ってきた教師としての経験を伝えていけたらと考えております。何歳になっても、謙虚になることは大切なんだと、改めて感じる今日この頃です。 次回の北津守の学力向上は、「エビデンスベース報告会」についてです。11月30日(火)の配信予定です。 楽しかった秋まつり(1・2年)(^^)/その3楽しかった秋まつり(1・2年)(^^)/その2 |
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