人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(5.31 湯葉)

 今日の献立は「豚丼、湯葉のすまし汁、かぼちゃのしょうゆ焼き、牛乳」でした。

 今日のすまし汁には珍しい食材「湯葉」を使いました。湯葉は大豆の加工品の一つで、鎌倉時代に中国から伝わり、修行をする僧侶のたんぱく源として利用されたのがはじまりとされています。一般の人向けに販売されるようになったのは明治時代になってからで、精進料理には欠かせない伝統的な食材となっています。
 湯葉は豆乳にふくまれるたんぱく質を加熱により熱凝固させたものです。豆乳を温めると表面に膜のようなものができます。これが湯葉です。牛乳を温めた時に表面に膜が張った経験は多くの人にありますね。それと同じです。これを引き上げたものが「生湯葉」で、給食ではこれを乾燥させた「干し湯葉」を使っています。
 湯葉は消化がよく、たんぱく質、脂質、カルシウムなどの栄養価が豊富です。
 給食では、家庭で食べなれない食材も計画的に使うようにしています。いろいろな食材にふれ、名前と味を覚えるとともに、その歴史やゆかりなども学んでくださいね。
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学校徴収金納入のお願い

5月26日(水)は学校徴収金の納入日となっております。振替日の前日までに、口座へ必要金額のご入金をお願いします。

1年…7970円
2年…7930円
3年…4120円
(振替手数料30円を含む)

2年一泊移住・3年修学旅行を延期します。

本日配布の文書のとおり、2年一泊移住・3年修学旅行を延期します。急な連絡になり、ご迷惑をおかけしております。現在、日程を調整しております。決まり次第、追って連絡をさせていただきます。

5月20日 1年生昼食(給食)

1年生は、本来、一泊移住の2日目です。
給食の提供は、「ヒートレス・カレー」となります。
本日は、パンなので、「ヒートレス・カレー・パン」となります。
おいしくいただきましょう!

全てのことに感謝していただきます!

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いじめを考える日

「いじめを考える日」

いじめについては常に考えなくてはいけませんが、特に、本日は考えてください。

いじめを受けてつらい思いをしている人はいませんか。
いじめをしている人はいませんか。
いじめを見て止めないで傍観している人はいませんか。
みんなで考えてください。

 いじめを受けて、つらかったら、担任の先生や学年の先生、友だちや家族に相談して話を聴いてもらうようにとよく言います。話ができる場合はよいのですが、現実には、相談ができない場合もあると思います。

 いじめを受けている人、つらくて、眠れない夜や寂しくて耐えられない時がありませんか。いじめらるぐらいなら、学級で、一人でもいいと思っていませんか。しかし、ずっと友達との会話がない時間が続くと、人はそれに耐えられなくなっていくものだと思います。

 ここで、クジラの話です。海で生きるクジラは、通常、15ヘルツから25ヘルツ程度の周波数でコミュニケーションをとっています。ところが、「52」ヘルツの声のクジラが、1992年にアメリカによって初めて観測されました。
 30年近くにもなりますが、クジラの声だけは観測されているものの、いまだその姿が発見されてはいません。使用している周波数が違いすぎるため仲間のクジラと出会うこともできないことから「世界一孤独なクジラ」と呼ばれるようになり、ひとりぼっちで歌い続ける「クジラ」は科学者をはじめ様々な分野の人から注目を集めるようになりました。

 人にも届く声と届かない声があると思います。いくら叫んでも、いくら求めても、誰にも気づいてもらえない「いじめの声」があります。そして、誰にも気づいてもらえない「いじめられている人」がいます。

 いじめを受けている人は、『もう、誰とも関わり合いたくない。学校にもいきたくないと』思ったにも関わらず、一方で『人との温もりを求めている。寂しいと思っている。学校にもいきたい。』と感じてはいないでしょうか。『寂しさを知る人間は、寂しさを知ってるからこそ、寂しさに怯えます。』
 
 無意識のうちに聞き逃してしまう「いじめの声」を聴くためにはどうすればよいか考えてください。
 聞こうとしなければ聞こえてこない「いじめの声」があります。

 何気ない日常の生活があります。朝起きて、登校し、挨拶をし、授業を受け、学習をする。休み時間に遊び、そして、給食をとる。午後、学習活動し、部活動に参加する。学校が終われば、塾や習い事をする人もいるでしょう。

 例えば、学級で、一つの「いじめ」がわかりました。一つのいじめには、、8つの「いじめの兆候」がなかったでしょうか。8つの「いじめの兆候」の一つ一つに、「いじめにつながるサイン、シグナル」がなかったでしょうか。すなわち、一つの「いじめ」には、8×8=64の「サインやシグナル」が、日常生活にあったと考えられます。

 日常生活の中で、声なき声に耳を傾けて、その声「いじめの声(52ヘルツのクジラの声)」を聞くために、64回のほんの一回でもいいから、「サインやシグナル」に気づくことができれば、つらい思いをしている仲間を助けることができると思います。
 いじめをしている人も「心の叫び(52ヘルツのクジラの声)」があると思います。

 「仲間を大切に、自分を大切に」、「明るく、楽しく、前向きに、そして笑顔で」学習できる緑中学校をつくっていってください。


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