本日の献立/2月15日(火)・厚揚げと大根の中華煮 ・デコポン ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 834kcal、たんぱく質 39.3g、脂質 26.4g ☆でんぷん(澱粉)☆ デンプンは、植物の光合成によって得られる炭水化物の1つです。植物内では、光のエネルギーによって二酸化炭素と水からブドウ糖がつくられ、これが結合してデンプンとなります。このとき、炭素に水が結合したように思えることから炭水化物という言葉ができたようです。デンプンはイモ類や穀物に多く含まれ、これらを砕いて水中に放置することで、たやすく粉末状になって沈殿することから、オランダ語の「Zink-Poeder(沈殿しやすい粉)」を日本語に訳す際に「澱粉(でんぷん)」としたそうです。原料には、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、コメ、コムギなどがよく使われています。いずれも見た目はほぼ白色の粉末で、味や香りはほとんどありません。 料理でとろみや揚げ物の衣としてよく使われているのは、ジャガイモデンプンで「馬鈴薯(ばれいしょ)デンプン」ともいわれます。「片栗粉(かたくりこ)」とも呼ばれていますが、本来の片栗粉は、ユリ科のカタクリの根茎を原料とするものです。しかし、自生のカタクリが減少する一方で、明治以降、北海道でのジャガイモ栽培が盛んになってきたため、その原料をジャガイモに置き換えられました。 今日の給食では、ジャガイモのでんぷんを中華煮のとろみつけに使用しています。 本日の献立/2月14日(月)・茎わかめの佃煮 ・豚汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 752kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 14.0g ☆茎わかめ☆ ワカメは、日本近海で自生する海藻類の仲間で、その利用はかなり古く、1万年以上前の貝塚(古代人が食べ捨てた貝殻などが堆積してできた遺跡)からも発見されています。「大宝律令(たいほうりつりょう/701年)」では、「海藻(にぎめ)」の名で貢納品とされていました。 全国各地の低潮線から5mくらいの深さに生え、春から初夏にかけて、1〜2mくらいの大きさになります。 茎わかめというのは、わかめの中央を通る太くてかたい芯のような部分で、一般には茎と表現されていますが、植物のように水分や養分が通る管ではなく、中肋(ちゅうろく)または中芯などと呼ばれている部分です。コリコリとした歯触りが良いのが特徴で、あえものや佃煮、漬物などに利用されます。 今日の給食では、手づくりの佃煮として給食室で調理しています。 1年 キャリア学習
自分の良いところに気づき、どんな職業が合っているかをサブパーソナリティートランプを使って学習しました。
本日の献立/2月10日(木)・洋風煮 ・カリフラワーのサラダ ・固形チーズ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 949kcal、たんぱく質 41.3g、脂質 36.6g ☆フリッター☆ フリッターというのは、魚や肉、野菜。果物などに、泡立てた卵白と小麦粉などを合わせたものをつけて、低温の油で、衣がふんわりと、あまり色づかないようにして揚げた洋風の揚げものです。 今日の給食では、白身魚として「たら」を使用し、衣には卵白を使わずにベーキングパウダーなど使用してつくられた製品を使用して油で揚げています。 本日の献立/2月9日(水)・キャベツのひじきドレッシング ・みかん(缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 887kcal、たんぱく質 26.9g、脂質 25.1g ☆みかん(缶詰)☆ みかんの缶詰というと、その実がひとつひとつに分かれ、それをおおう膜(じょうのう膜)もきれいになくなっていて、少し不思議に感じる方も多いのではないかと思います。 その製造法は、まず、ミカンを丸ごと蒸気で温め皮を柔らかくし、皮むきの機械に通します。この機械では溝のついたゴム製のローラーではさまれるようにしてミカンが通ることで、外皮がはがされます。むききれなかったものは手作業でむきます。次にホロ割り機という機械で水圧により1房ごとに分けられます。このあと、酸とアルカリの溶液に順にひたすことで、袋の膜がきれいに溶けるそうです。これを水洗いしてシロップにつけて缶に詰めて密封し、加熱殺菌して製品となります。 加熱によりビタミンCやその他の栄養素も減りますが、半分近くは残っていますので、栄養面でも期待できます。 |
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